立木薬師如来像(山口県萩市)4月25日(土)のソロツーリングで行きました。 カヤの木の、幹の中に直接仏像彫刻が施されています。 このように、生きた大木に直接彫られた仏像を立木仏(たちきぶつ)とか生き木仏(いききぶつ)とか呼ぶのだそうです。 案内板によると、このカヤの木の推定樹齢が約420年、仏像が彫られてから約220年ということです。 場所は、こちら。(2014年版のツーリングマップルでは41ページのH5の地点) 詳しい地図で見る 県道10号線沿い、道の駅ハピネスふくえの東側1~2kmほどの場所に こんな案内板が立っていますので、ここを曲がります。 写真手前側が萩市内方向(道の駅ふくえの方向)です。 それから少し坂道を登っていくと こんな場所に突き当たります。 この写真の建物が「願行事」というお寺で、その境内に立木薬師如来があります。 私がこの立木仏の存在を知ったきっかけは、昭文社のツーリングマップル(道路地図)に口コミ情報として書かれていたのを見たことです。 それで「立木仏」というものの存在を初めて知りました。 元々、樹齢が数百年、千年を超える巨樹・巨木を訪ねるのが好きだったこともあり、数百年も前に、大きな木に直接彫られた仏像というものに興味がわいてきて、今回のツーリングで見に行くことにしたのです。 この立木仏、生きた木に彫られているが故に、長い年月の経過とともに木の成長に巻き込まれて消失したりすることがあるらしく、いつまでもそのままの姿を留めるものではないという点も魅力がある気がします。 なお、立木仏については、以下の「鍛冶屋浩兵衛」さんのサイトが詳しいです。 関心のある方はご覧になってみてください。 http://kajiyakohbay.sakura.ne.jp/ このサイトで、現存する立木仏が山口県内にあと2か所あることを知りましたので、また機会があればそちらの方にも行ってみたいと思っています。(^^) ↓ブログランキングに参加しています。良かったらクリックお願いします。 (下記バナー又はこちらをクリックしてください。)