先週の金曜日、母のお友達とランチに行きました。


母の子育て時代のママ友が

たまたま実家より遠く離れた、私の今住んでいる県の、しかも私の隣の市に住んでいて。


母は私の家に遊びにくるたびに

そのお友達Sさんには連絡をとったり

たまには遊びに行ったり

私自身も子どもの頃から知ってる方だから

こちらで生活するようになってからも何度かお会いしていました。


母が病気になった後も

密に連絡を取り、

たくさん話を聞いてもらったり

贈り物をいただいたり…

コロナで、母がうちに住んでいる2ヶ月の間、

母に会わせてあげる事は出来なかったけれど

確かテレビ電話はしてたかな。


お葬式にももちろん駆けつけてくれて

一緒に泣いてくださった方。


優しくて穏やかで、信頼できる人。


母が亡くなった後も

ちょくちょくメールや手紙のやりとりをしていて

今年の4月の命日にも、お墓参りに来てくれて、

私のこともずっと気にかけてくれて。


母が亡くなってからもずっと寄り添ってくれていたのに

直接会いに行くことが出来なくて。


それはやっぱり、母を思い出してしまうから。

母がいない現実を突きつけられてしまうから。

それが嫌で、怖くて、Sさんに直接会いに行けなかったのです。


でも、3年経ち、

久しぶりにメールをやり取りする中で

何となく、直接お会いしたいなと思い始めて、

そんな時に改めてSさんから、

入浴剤やお茶などのギフトと共にお手紙を頂き、

良かったら遊びにおいでー、と。


勇気を出して、Sさんに会いに行って来ました。


おうちにお邪魔してお話しした後、

近くのおしゃれなカフェへ移動して

ランチをご馳走になり、

そのあとはまたおうちで

これまたケーキをご馳走になりながら

いろんな話を聞いてもらいました。


母のこと、家族のこと、今目の前の子育てや仕事の悩み、などなど…


Sさんは、昔と変わらず、

うんうん、と

笑顔で穏やかに話を聞いてくれて

経験からのアドバイスもくれて…


今思うとその優しさに泣ける…


3年経ってしまったけれど、ようやく会いに行くことが出来ました。


実母だけでなく義母も同じ時期にうしなった私のことを

心配してくれて、子育てのこと、たくさん聞いて欲しいよねー、と

またいつでも話聞くからね、と

笑顔で私のことを見送ってくれました。


車で1時間弱の距離ではあるけれど

たまに通る道のすぐ近くだったから

次はこんなに時間を空けずに

お言葉に甘えて、会いに行こう、と

思っています。


母がいない事で

子育ての相談や

些細な話も聞いてもらえないことが多く

もちろん友達などに相談も出来るけれど

絶対的な味方の母がいないことに

少しずつ慣れて来てしまった。


お母さんのあたたかさ、絶対的な存在感。

子どもの成長を一緒に見守り、喜んでくれる

子どもからしたら、おばあちゃん。


もうその穴を埋めることは出来ないけれど

私のことを気にかけて

大切に思ってくれる人が

居てくれるんだから

たまには甘えさせてもらおう。


早速今朝も、Sさんからメールが。

今日から一泊2日で、我が家の小5の末っ子が

林間学校でして。

だいぶ前から行きたくない、ママがいないと寂しい、とメソメソしていて…

数日前からはお腹痛いとトイレに篭ったり

泣いていたり

元気なくて…

この事も相談していました。


突き放すのも違うし、優しくし過ぎるのも違うかなと思い

何とかなだめたり、励ましたりして、

何とか今朝、泣きそうになりながらも

学校まで送って来ました。


「どうだったー?」と気にしてくれて

急いで先ほど、報告しました笑


母が繋いでくれたご縁。

母の大切なお友達だから…

私もこのご縁を大切にしなきゃ。


味方がいるんだと思うだけで

先の見えない、子育ての悩みも

どうにかなるのかなと思えます。


母の友達としてだけでなく

子育ての先輩としても

これからもちょっぴり頼らせてもらおうと思います。