昨日、娘に『ママが1番怖いと思うホラー小説は?』

と聞かれました。

これね〜、悩むんですよ😅

好きなホラー小説というわけではなく、怖いホラー。 

しかも!ホラーって所謂オバケ系ホラーなのか、人間怖いホラーなのか。

あのさ、やっぱり難しいよ、と上記の説明をすると

娘は『わかった!じゃあ3つ選んでください』

う〜ん。


まず、衝撃を受けたホラーは【鈴木光司のリング】 

これは度肝を抜かれました。文句なしで怖い。

オバケ怖い系ですね。


次に貴志祐介【黒い家】やっぱり人間怖い系。

ヒ素カレー事件より前に書かれた作品で当時かなり話題になりました。第4回角川ホラー大賞受賞作です。


次は小池真理子【墓地を見おろす家】オバケ系

なんというかヒタヒタと怖さがついてくる感じ。

この三人、文章もいいんです。グイグイ読ませてきます。怖いけどページをめくる手が止まらない。


貴志祐介さんはサイコパスを書かせたら右に出る人はいないんじゃないかな?って個人的に思ってます。


番外編で五十嵐貴久【リカ】人間(超人?)←これ時系列が前後したパターンでシリーズになってるホラー小説。

これは私の中で特別賞です。殿堂入りかな?

読後『リカってさ』ハッ!リカは聞いてないよね?と後ろを振り返るくらいの最凶で最恐の最強主人公。

怖いけどそれだけではない魅力的な主人公。

なんなら貞子に唯一勝てると思う人物です。


怖い小説上位3にはギリギリはいらなかったのですが、次点で山田悠介【親指さがし】【バツゲーム】

の2作。親指さがしはオバケ系、バツゲームは人間怖い系。山田悠介さんは着眼点と発想力が素晴らしい。

ちなみに両作品とも終わりがない恐怖。

ホラー以外も良作が多いです。


これ、好きなホラー小説になるとまた少し変化あります。好きなホラー小説は10作?20作?みたいになるので、次回に続きます。