ワグネルの反乱は、ロシアが弱体化し、プーチン政権の終わりの始めです。40数社の傭兵会社があり、その内の一つがワグネルです。

 

40数社ある傭兵会社のパワーバランスの上に25年に及ぶプーチン独裁政権が成立しています。ワグネルが傭兵会社の中で突出した兵力を持ち、パワーバランスが崩れました。

 

ワグネルは雇い主であるロシア国防省から恐れられ、解体を迫れ、窮して一日の反乱を起こし、解体に追い込まれました。ワグネルは反乱を起こしても起こさなくても解体の運命でした。

 

ロシアの弱体化を見極めたアメリカは、ウクライナに射程300㎞のミサイル供与を決定しました。クリミア半島を奪還する、戦争のゲームチェンジーとなるミサイルです。

 

ウクライナは今秋迄に奪われたクリミアや東部三州等を奪還し、その上でロシアと停戦交渉を行う準備に入りました。