バツイチシングルマザーの私と大学院博士課程の学生だった夫。


現在ワタシ51歳、オット39歳の年の差夫婦です。


最高の50代を送りたい、そんな私と夫との穏やかで楽しい日々を綴ります。


最近は老後資金を貯めることも目標にしています。


その過程も綴ります。






私の職業は塾講師&家庭教師です。



塾講師の方が長くずっと集団の進学塾にいました。


いわゆるできる生徒がたくさんいるところで働いていました。



自習室はいつもシーンとしていて小学生~中学生が熱心に勉強している姿を見ることが当たり前の光景でした。



家庭教師の仕事を始めたのはコロナ禍になってから。


集団の進学塾にはいないような生徒さんもたくさんいます。


今までとは全く違う世界で働いています。




そんな私の子育ては




私の子ども達が小学生だったときは、ちょうど私自身が闘病で一番つらい時期でした。


毎月通院しながら、自宅ではほぼ横になって生活する感じ。


育児家事のできないところは近くに住む実家の母に頼りきりでした。



いわんや仕事なんて夢のまた夢。



倒れるまでは英語講師として仕事をしていましたが、闘病の期間は長男が小3~中1、実に5年という長い期間でした。



それまでの私は子ども達の勉強もちょこっと見ていたのです。



あの頃は忙しすぎて記憶になかったのですが、ちゃんと動画に撮っていました。



長男小1、次男年中で、2人でリビングのテーブルにドリルを広げて楽しそうに解いている姿が残っていました。





なんとも得意気に解いている我が子達。笑


とてもかわいかったなぁ。



その時使っていたのはこちらのドリルです。





 

 



 

 




しかし、私が倒れてからはその親子の勉強タイムも全く持てず、我が子達は完全野放し状態でした。



再び長男の勉強を見てあげられるようになったのは中2。


なんとか高校受験に間に合ったのでギリギリセーフです。



中2の長男は、計算問題で躓いていました。



小学生高学年で習う、分数の約分・通分が解けなかったのです。



そこで私は一年だけ数学のみ長男を公文教室にいれました。



毎日10枚くらい宿題が出ます。

最初は小学生高学年の内容から。

相当悔しい思いをしたのだと思います。

中2の終わりにはすっかり学年の勉強に追い付いたので公文教室は一年で卒業しました。



中3からは私の勤め先の進学塾に入りました。


ホントは塾なしで高校受験をさせるつもりでしたが、職場の方に強く勧められました。





あゆこ先生、うちの塾はひとり親割り引きがあるんですよ!



ひとり親割り引きは4割引きでした。

ものすごい良心的ですよね。

それでも我が家には大金でしたが。



生まれて初めて塾に通い始めた長男【中3】、新鮮で楽しくて仕方なかったようです。



私も長男の通う校舎とは別の校舎に勤務していたため、担当の先生方とは密に連絡を取ることができました。



おそらく人一倍目をかけていただいたと思います。



受験期になると過去問を私が添削するようになりました。

塾でもしてもらえますが、集団の進学塾なので順番待ちがあります。

家なら順番待ちをする必要がないため土日は長男のためにひたすら添削をする日々でした。




お陰で長男は偏差値70超えの進学校に無事合格。


母親としての役目もギリギリ果たせたような形となりました。




長男は中3の一年間で偏差値が





56➡️72まで伸びました。



それまで勉強していなかったからというのが大きいですが、本人の努力ももちろんありました。




なぜここまでうまく伸ばせたかというと、



中3になるまでに計算問題をスラスラ解けるように仕上げていたからです。



さすがに中3になってから計算問題で躓いていたら進学校には合格できなかったでしょう。



ある程度の学力【平均よりちょこっと上】は中3のスタート時に身に付けていたのは大きいと思います。



偏差値を上げるコツは、





とんでもなく足を引っ張る教科をなくす




これ一択です。



得意な教科はほっといても勉強します。

苦手な教科をどうやって克服するかにかかっています。



たぶん、中2で公文教室に通わせたのは正解でした。

もちろん自宅で見てもよかったのですが、中2はちょうど反抗期の時期。

親子で反発しながらやるより、プロに見てもらった方が早いと考えたのです。



そういう見極めが塾講師だからこそできたのはあります。




私はいわゆる早期教育は必要ないと思っていますが、ある程度の基礎力は小学生のうちに身につけていた方がいいと思います。


うちの長男みたいに慌てて勉強するのはしんどいと思うからです。