かぼちゃさん、リブログ失礼します。
とてもステキな内容だったので、私も書いてみます。
昨今、異様な英検神話があるんですよね。。。
実は塾講師、家庭教師という立場にいながら私自身はものすごく消極的です。
我が子達もスタンダードに受検しました。
長男
中2 4級
中3 3級・準2級
高1 2級
次男
中2 4級
中3 3級
おわり。笑
やる気ないだろうって感じですよね。笑
現在阪大の院生の次男は英検3級ホルダーです。
なんの自慢にもならないけど…笑
次男の高校は公立校でしたが、入学するや否や学校でTOEFL受けさせられてヒイヒイ言ってました。
かぼちゃさんもおっしゃってるように高校、大学に進学すれば英検はそれほど重要ではなくなります。
もはや時代はTOEFLです。
私も学生時代に一度だけTOEFL受けました。【留学のための審査の一つでした】
当時は当然紙のテスト【PBT】で、私のスコアは540でした。
なんとか大学の交換留学のボーダーに引っかかった感じです。
その当時TOEFLのテストを受けて感じたのは、英語の力ももちろん要るんですが、それよりも真の学力を必要とするということです。
私は頭の悪い文系の学生だったので、自然科学分野の長文を読むと難し過ぎてアレルギー発症していました。(嘘です。ただ単に解けなくて苦戦してただけ。)
英語力よりも、いろんなことに興味を持って探求する心を育てることの方が何倍も大事なのかなと思います。
例として挙げると、
うちの夫ははっきり言って英語力はビミョーです。TOEIC700弱。
だけど、専門分野の英語の論文を読んだり、自分の研究を学会で英語で発表するとかはお手のものです。
要は、本当に必要なのはそういう力なんですよね。
もうひとつ例を出すと、
私の妹は東大農学部に当時後期試験で合格して入学したんです。
妹も英語はビミョー。
センター試験は9割超えていたから苦手というわけではありませんでしたが、少なくとも私よりは英語ができませんでした。
(妹に唯一勝てる教科は英語でした。)
当時の東大後期試験は、
英語の長文を読んで、それに対するessay(小論文)を書くこと
だったそう。
私の妹は英語が苦手だったので最初の1/3を読んでキーワードを見つけ、その後は一切読まずにessayを書き始めたそう。
他の受験者が長文を読んでいる間にessayを書いていたからか良いものが書けたらしく無事に合格できたそう。
essayは日本語で書いて良かったから簡単だったと言っていました。
キーワードはなんだったの?
と尋ねると、
魔方陣
って答えました。
妹は魔方陣についていったい何を書いたんだろう?
私なら英語の長文は読めても、essayは何も書けなかったと思います。笑
真の学力を身につけるって一朝一夕でできることではなく、小さい頃からの積み重ねなんですよね。
どんなことでもいいから、好きの気持ちを見つけてその分野では誰にも負けないぞ!と思えたら勝ちなんじゃないかな?
何にも取り柄のないワタシが語るのは説得力はないけれど、身内を見ていてそう感じます。