◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


バツイチシングルマザーだったワタシ現在50歳


国立大学の博士課程の学生だった夫現在39歳


出逢ったときから13年


年の差夫婦ですが、超仲良しです


そんな私たちの出逢いから日々のことを綴っています


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



先日、我が子をどう育てたかについて少し触れました。






結果論ですが、まあなんとか受験までには学力もつき本人が一番行きたかった高校に合格したわけですが。


とんでもなく大変でした。


簡単な受験なんてありませんしね。笑



それを生業としているので、毎年2月3月はピリピリしています。笑



今年も受験生を抱えていて、先日の私立高校は無事合格の連絡をいただきました。


今日の都立高校入試も頑張って欲しいところです。



おっと、話が脱線しました!←



我が子(長男)の高校入試の話でしたね。



当時大阪府の公立入試は複雑でした。


内申点が4割に対して、当日点は6割。



内申点に縛られる受験だったわけです。



我が子はね、内申点がとんでもなく低かったんですよ笑



特に実技科目。笑



当時10段階評価で


国語 9

英語 10

数学 9

理科 9

社会 10

音楽 6

体育 5

技・家 7

美術 4



大阪公立トップ10校はどこも内申点オール10みたいな子が受けるんです。

(どうやったらオール10とか取れるんだろう?)



なのに、4とか5とか6とかごろごろ。笑



美術はね、テストは95点とか取っていたんですけどね…担当の先生に我が子どうやら嫌われていたみたいです。笑



人間が内申点つけるからどうしても主観になりますよね~


同じ高校を受験される保護者の中には学校の内申点についてクレームを入れる人もいましたが、


我が家はそれは仕方ないね、当日頑張るしかないねと自己責任スタイルで説得しました。



しかも、この内申点、実技科目に傾斜配点でウエイトが置かれていてさらに条件悪かったんですよね。




12月の最終個人懇談で受験する高校を決めるのですが、



○○くんはA高校は受かりません!B高校に志望を下げましょう!



と何度も言われました。


本人は絶対に嫌だと言いました。




お母さん、受験は甘くないですよ。私は○○くんに落ちるという経験を絶対にさせたくないんです!!お母さんからどうにか説得してください!!



はあ、先生のおっしゃることよーくわかります。私もこの子が簡単に受かるとは思っていません。笑


でもね、本人は4月からずっとA高校に行きたいって猛勉強してきたんですよ。


だからね、親としてその頑張りを認めて、受験だけはさせてあげようと思うんです。



いいじゃないですか?

私立がちゃんと決まっていたら。

私立に行くことを私はとっくに覚悟しています。


全責任は私が負います。先生には絶対にご迷惑をおかけしません!!

どうかこの子の出願を許してやってください。



大変でした。笑


学年全体の先生たちで会議をされたそうですが、うちの子がA高校に合格するとは思わないで一致したそうです。笑


まあ、内申点酷すぎるからね。笑



うちに帰ってから息子に伝えました。




さあ、先生の許可は無理やり取ってあげたから、あとはキミの腕の見せどころだよ。笑


当日頑張って高得点出して、合格して学校の先生たちみんな見返してやろう!笑





当時私は集団の進学塾にいて、受験情報はいくらでも職場で手に入る状態でした。


それでも息子の内申点では合格は厳しいのは百も承知でした。


模試ではずっとA判定だったんですけどね。

【つまり学力は充分に足りてる。足りないのは内申点だけ。】



でも、何事もやってみなきゃわからないんですよね。



そして、入試が始まり、





私立はあっさり2校合格




公立の入試当日、息子はスキップしながら受験しに行きました。



合格発表の日も息子は独りで見に行きました。



母さん、俺合格しとったわ!笑



やったじゃーん!学校の担任に連絡した?



したよ。笑

驚いてたわ。

見返してやったわ!!笑





息子の内申点では、おそらく入試の点があと1点でも低かったら不合格だったと思います。


ギリギリのギリギリ。



まあ、こういうパターンもあるわけで。




このね~ギリギリ合格という体験は長男の強みとなりましたが、大学受験のときに、この体験が仇となります。笑



その話はまたいつか。