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「女性として好きです。」

と言ったものの付き合いたいか分からないと答えた彼。

「じゃあいったいどうしたいの?このままお友達がいいの?」

「っていうか、もしよ、もし万一私に彼氏とかできたらね、あなたとこうやって頻繁にメーセージのやり取りしたりとか、電話したりとかはできなくなると思うんだけど、、、それはそれでいいんだよね?」

私としては年齢も離れているし付き合いたいというよりは、自分の立ち位置をはっきりさせたい気持ちが強かったのです。

いくら年下といえども気軽に、好きですとか、あなたのような人と結婚したいなんて言うのはルール違反ではないですか?と問いただしたかったのです。

年上で、安全牌だから何を言ってもいいわけじゃないのよと釘を差したかったのです。

すると彼はこう言いました。

「よく考えてみる一晩時間が欲しいです。」


「わかったわ。結論出るまで待つわ。」

正直人生、自分の感情だけで生きてきたような私には一晩冷静に考えるという選択肢はなかったので驚きでしたけど。笑

夫の性格上熟考した上できちんと気持ちを整理してから伝えるということは、今となっては納得のいく行動でした。

夫の夫らしいこの行動を理解できたのは今だからです。笑



翌朝、メールが来ました。
(子どもたちがサンタさんからのプレゼントを見つけて大騒ぎしていた頃です。私は電話に出ることはできません。)


「昨日一晩冷静に考えてみたよ。

もしあゆこさんと付き合うとして、その先に結婚があるとして、うちの両親やあゆこさんの息子さんたちをうまく説得できるのかとか、不安がないと言ったら嘘になるんだけど、それでも俺はあゆこさんと付き合いたいと思います。

昨日、他の誰かとあゆこさんが付き合ったとしたらと想像したら気が狂いそうになった。

ずっと一緒にいたいと思ったから、お付き合いしたいです。」



え?結婚?いきなりそこまで考えるの?

私としては、離婚して2年弱、気軽に楽しめる彼氏くらいいてもいいかなと思っていたのと、

これだけ年の離れた彼が私と結婚まで考えてくれるとは思ってもみなかったのでそれはそれは驚きました。

なんかね、年上でそれなりに恋愛経験も積んで、意図していなかったけれど、彼の気持ちを誘導してしまったような申し訳無さと、純粋に嬉しい気持ちと入り混じった感じになりました。

「決断してくれてありがとう。とても嬉しいです。とりあえず仲良くお付き合いしましょう。結婚なんかはまだまだ先の話だと思うしね。」


12月25日が私達のお付き合い開始した記念日となりました。