この記事の続きです

ベトナム料理屋さんに行って二人で楽しく話しました。

夫は主に今している研究のこと、博士論文を英語で書かなくてはならないことなどを話してくれました。

私は最初の結婚をする前は予備校で英語の専任講師をしていましたし、結婚してからも闘病で働けなくなるまでは子ども英会話教室の先生をしていました。

そのせいか、
「英語を上達させるにはどうしたらいいですか?」

なんて聞かれたりして、

「とにかく毎日触れることかな。ラジオを聴くのがおすすめかな。」

などテキトーなアドバイスをしました笑

逆に私からは、

「ご両親はどんな風にあなたを育てたのかな?どうやったらそんなに賢い子に育つ?」

とか、

「理系に興味を持たせるにはどうやって子育てしたらいいと思う?」

など聞いて、本来の目的を果たそうとしました笑

「普通の親です。確かに教育熱心だったかも知れないけど。。理系に興味を持ったのはおそらく小学校に入る頃かな。オモチャを分解して遊ぶのが好きでした。」

当時私の息子たちは小学校5年生と3年生、オモチャを分解して遊んだりはしませんでした。。。。

(←蛙の子は蛙。息子たちは二人とも文系に進みましたえーんえーんえーん笑)

食べ終わって、お店を出て駅に向かい、別れ際に夫は、

「俺、すごく今日楽しかったです。よかったらまた逢ってください。」

と手を差し出しました。

今から考えると夫のこの行動はかなり積極的で本来の彼の性格からはあり得ない行動でした。

私も楽しかったので、

「ええ、是非。またこちらに遊びに来てくださいね。」

と言って握手をしてお別れしました。

私のことが見えなくなるまでにこにこしながら手を振っていた夫の姿を今でも覚えています。


それにしても、あの大学院生、こんなお酒も飲めないおばさんと話して本当に楽しかったのかしら?

とそのときはまだ私のなかでは半信半疑でした。。。