手指の変形トラブル 「実は、○○ホルモンの減少が原因かも!?」 | 不妊と戦う漢方薬局!妊娠しやすくなる体質改善
●手指の変形トラブル 「実は、○○ホルモンの減少が原因かも!?」

こんにちは。飯田泰広です。

手や指の変形と聞くと、真っ先に考えられるのが、関節リウマチ。

関節が思ったように動かなかったり、痛み、腫れが特徴です。

特に、手首や手指の関節に起こることが多く、1つの関節にとどまりません。

関節の炎症が続くと、軟骨や骨が少しずつ破壊され、変形や脱臼、硬くこわばったり、曲げ伸ばしが難しくなったり。

日常生活に、大きな支障をきたしてしまいます。

しかし、近年では、手指の変形するトラブルが、「女性ホルモンの低下が原因かも!?」と言われています。

閉経を迎える50歳くらいになりますと、エストロゲンの分泌量が、大きく低下します。

エストロゲンは、身体の様々な機能を守る働きがあります。

○ 子宮への作用:子宮内膜を増殖させて、受精卵が着床しやすくします。

○ 乳房への作用:乳線組織を増殖させます。

○ 外陰腟への作用:外陰腟を潤わせ、腟内の善玉菌を増やします。

○ 骨への作用:骨を増やし、骨密度を高めます。

○ 皮膚への作用:コラーゲンを増やし、肌の潤いを保ちます。

○ 中枢神経への作用:脳の神経細胞などを保護します。

○ 血管への作用:動脈硬化にならないように、血管内皮を保護します。

○ 肝臓(脂質代謝)への作用:善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らします。

この他、全身への様々な働きによって、エストロゲンは女性の心と体を守っているのです。

そんな女性の心を守る、エストロゲンが低下してしまうと・・・

ホットフラッシュ(のぼせ)、発汗、冷え、動悸、疲労感、頭痛、肩こり、めまいなどの、いわゆる更年期症状(自律神経失調症症状)が現れるようになります。

更年期症状だけではありません。

手指の腱の炎症により、痛みやしびれを生じることもあります。

症状が進行していくと、関節リウマチのように、手のこわばり。

これを放置してしまいますと、指の変形に至ることも。

3年前から、手のこわばりを感じるようになり、今年に入ってから、こわばりが強くなってきたAさん(50代女性)。

明日、Aさんのお話を書きますので、お待ちくださいね。



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