来たる6月20日(土)より開幕の「国立うちわ市2026」。

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初日午前中の事前申込受付中です。11時30分までは満席です。12時からは予約不要。

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スロバキア在住の絵本作家・降矢奈々さんの作品がスロバキアから届き…ます。初日までに届く予定だが先行して画像データが届いた。現作品は今頃、フランクフルトかミュンヘンかイスタンブールを越えたあたりか。
今年の作品がこちら。「わたしをデモに連れてって! Vol.2」
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順に見ていこう
作品1「黒オオカミ」
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作品2「セイウチ」
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作品3「ユキヒョウ」
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やまぬ戦火、止まらぬ迫害、はびこる差別…。大地の象徴である動物たちの愚かな人間社会に対する怒りが一枚のうちわに込められている。と思う。このうちわを「デモに連れて行ってほしい」と降矢奈々さんは訴える。
以下余談(長文注意)
今までも何度も何度も書いているけど自慢なのでまた書いちゃう。奈々さんと僕は中学時代からの付き合い。

新聞部の先輩後輩。
僕が編集長時代の一学年下の後輩が奈々さん。実現したら素晴らしいけど実行するのはとてつもなく面倒くさく困難なアイディアを次から次へと出してくる異才だった。しかもニコニコと楽しそうに。今も昔も「事なかれ」主義で、なにごともで「楽」に「無難」に「安直」にやろうというタイプの僕としてはなかなか大変な後輩だった。
僕にとってはそんな忘れられない後輩だったんだけど、約20年前、20数年ぶりに再会した時(僕は編集者、奈々さんはスロバキアから一時帰国中の人気絵本作家)、あきらかに奈々さんは地味な先輩である僕のことを覚えていなかった。たぶんいまだに思い出していない。
そして2011年。奈々さんは東日本震災直後からアートで子どもたちの力になろうと「手から手へ展」というプロジェクトを立ち上げた。内外の100人超の絵本作家・画家に描き下ろしの絵画作品を描いてもらい、それらを巡回展示し最後に販売しその売上げは被災地に寄付する、というもの。

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作家の集まりから始まったそのプロジェクトに僕は事務方で関わった(関わりはじめた当初はまだ会社員だった)。
巡回展の運営は「ちゃんとした」キュレーターが司り、僕は作品の販売を担当した。巡回展は美術館が会場なので作品を売ることができない。美術館では購入申込書を配り購入希望者はビブリオにファクシミリで申し込む。それを最後に集約し抽選して購入者を決める。日々入り続けるファックスの管理が大変だった。インクリボンがあっという間になくなった。抽選で当選者が決まって電話をしたら通じないこともあった。本音をいうと申込用紙を握りつぶして自分で買いたい作品も多かった。
この「手から手へ展」で知り合った作家の皆さんにはその後、大変お世話になっている。この「国立うちわ市」出展者の中にも降矢奈々さんの他、6人いらっしゃる。曰く、アンヴィル奈宝子さん、田島征三さん、西村繁男さん、はたこうしろうさん、降矢洋子さん(故人)、村上康成さん。作品展を開催させていただいた作家に山福朱実さん、岡田千晶さん、山田 真奈未さん、小林敏也さん、渡辺美智雄さん、渡邊智子さん。うちのような後発の名もなき画廊が次々と一流の絵本作家の作品を扱わせていただいているのも元を正せば奈々さんに「手から手へ展」事務方に誘っていただいたからと感謝している。
実はフェイスブックを始めたのもこれがきっかけ。「手から手へ展」の事務連絡用に登録することを求められたのだ。
お誘いを受けた2011年夏の奈々さんからの久しぶりメール「十松さんは事務は得意ですか」に、「事務は得意中の得意。“事務の鬼”といわれた男だよ」と大見得を切った記憶がある。本当はそんなに得意じゃないのだけど「事なかれ主義」なので問題は起こさない。気が小さいので締め切りを破れない。
ほぼ月に一回、渋谷の会議室で会合を持った。奈々さんはスロバキアなので今となっては懐かしいスカイプで参加。僕は病後、まだ1年未満で杖にすがってよろよろと行く感じだった。まだ頭にも軽く霞がかかっていて、ほとんど発言もしなかった。あとで聞いたが「毎月来るこのヨレヨレのおじいさんは誰なのだろう。仕事させて死んじゃったりしないんだろうか」と心配していた作家さんもあったという。
そしてこの「手から手展」は終了して10年にもなろうとしているがいまだに語り草になるプロジェクトだ。スポンサーもなく作家の手弁当でイタリアのボローニャを皮切りに、ブラティスラヴァ(スロバキア)、ワルシャワ(ポーランド)、アムステルダム(オランダ)、コペンハーゲン(デンマーク)、日本では長野、東京、島根、横浜、福岡、京都、福島、北海道と巡った。
まさに「実現したら素晴らしいけど実行するのはとてつもなく困難」なアイディアだった。中学生のころとかわっていない。三つ子の魂百まで。中坊の魂、五十歳まで(当時)。
余談だがオフィシャルグッズで参加作家が描いた「手」をモチーフにした「ててんてぬぐい」というのがあった。

これは各展示会場や関連イベント会場で販売し活動資金の足しにしたのだけど、売上本数日本一がわがギャラリービブリオだったのはさらに自慢していいかな。
それはともかく、降矢奈々さん入魂の「NO WAR!」うちわ。ぜひ会場でご覧ください。

・・・もうすぐ開催・・・・
2026年6月20日(土)〜6月30日(火)
「国立うちわ市2026」

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初日6/20午前の申し込み開始しました。11時00分~、11時30分~の枠は空きあり。
午後はフリーです。

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6月21日(日)
「オオタスセリ♪お座敷ライブ」

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7月4日(土)
中川五郎×蓮沼ラビィライブ「歌を刻むⅡ」

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7月23日(木)~8月4日(火)
岡田千晶絵本原画展『ぼく、いいたい ことが あるの』

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老生の昔語り。編集者時代に謦咳に接した作家の想い出について書いた「昔日の一葉」。

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