〈e:HEV〉1.5L ハイブリッド ・e:HEV Z PLaYパッケージ FF:355万6300円 4WD:377万6300円
・e:HEV Z FF:319万8800円 4WD:341万8800円
・e:HEV X HuNTパッケージ FF:299万8600円 4WD:321万8600円
・e:HEV X FF:288万8600円 4WD:310万8600円
〈ガソリン車〉1.5L ・G FF:設定なし 4WD:264万8800円
なお、ガソリン車は4WDのみ残された。これは、先日発売されたWR-VがFFのみであり、「コンパクトなSUVで、ガソリン車の4WDが欲しい」というニーズに対応するためだ。また今回、e:HEV Xとe:HEV Zに加えて、「e:HEV Z PLaYパッケージ」と「e:HEV X HuNTパッケージ」の2つが新設定となった。
従来から人気の「e:HEV PLaY」を刷新し、同様の2トーンカラーを採用したモデルが「e:HEV Z PLaYパッケージ」。フロントグリルに配置したトリコロールのアクセント配色を変更したほか、ドアロアガーニッシュはアクセントを効かせたブルーだ。内装はグレージュの色味を変更して黒とのコントラストを際立たせるとともに、ピンストライプ/ステッチにライトブルーを効かせた爽やかなコーディネートとしている。
2代目ヴェゼルの登場時、部品調達の遅れもあって納期遅れが発生、最終的に受注停止にまで至った「e:HEV PLaY」。特に専用の大型パノラマルーフの調達が難しかったというが、それだけでなく「PLaYの見た目が好き、でもパノラマルーフはいらない」という声もあったそうだ。これらをふまえ、マイナーチェンジ後の「e:HEV Z PLaYパッケージ」では充実装備はそのままにパノラマフールをオプション化。設定価格では、パノラマルーフなしでも約14万円ほどアップしている。なお、現在パノラマルーフを含む部品調達の遅れは緩和されており、以前のような超納期にはならないとのことだった。
◆「HuNT(ハント)」パッケージを新設
そしてもうひとつの注目ポイントは新機種「e:HEV X HuNTパッケージ」だ。「HuNT」は「ハント」。都市も自然もアクティブに楽しんでほしいという新たなパッケージは、ルーフレールの採用に加えて専用のアルミホイールやカッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュなどを専用装備。なおホイールサイズは「Z系」の18インチに対して、「X系」は16インチとなる。
「e:HEV X HuNTパッケージ」は、インテリアにもこだわっている。プライムスムース×ファブリックのコンビシートに、専用カラーのカーキ&ネイビーが特徴。多色使いでなかなかチャレンジングな装いと設定だ。ファブリック素材には、撥水・撥油機能のあるファブテクトを採用、機能面も訴求している。なお、今回のマイナーチェンジを機に、後席センターアームレストを引き出しやすくする取手も追加。さらに後席ヘッドレストも大型化されている。