京都迎賓館は赤坂桂離宮同じく海外からの賓客をお迎えし、日本への理解と友好を深める

目的で平成17年に開館した迎賓施設である。年に1度の一般公開で倍率3.8である。


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  この日京都は体温より高い39.1度の猛暑の中、御所内を歩き回りたどり着いてへとへとである。

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  厳重なチェック体制でやっと正面玄関に着いた。国賓級のお客さんが車でここで停車し、迎賓館長が迎える。

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  正面には屏風の前にいけばながしつらえ、歓迎の意を表している。

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  廊下には京指物の行燈が置かれていて、複雑な造りに感心。


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  ロビーとしての聚楽の間では、京指物の木の台と有色織物を用た安楽椅子が並ぶ。竹工芸の花かごには人間国宝の故早川尚古斎の作品。

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  晩餐会の待合の夕映えの間のは、東西の壁画は綴れ織りの技
法を用いて製作された織物。日本画家の箱崎睦昌氏の下絵を基にした「愛宕友照」

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  洋食の晩餐会や歓迎式典の会場である藤の間。壁面装飾は日本画家、鹿見喜陌氏の下絵を基に製作された綴れ織りの織物。舞台や鴨井などに日本の伝統技術が見られる。

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  和食を晩餐室である桐の間。京料理に芸妓さん舞妓さんの舞や琴の演奏が行われる。調度の随所に日本国政府の五七の桐の文様が見られた。

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  今回初公開する国の元首と元首が会談する、首脳会談のための格式高い部屋である水明の間。勾配のついた船底天井に美濃和紙を使った京指物の技法のオブジェ。

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  庭園と建物が一体となって、賓客が建物の中から庭園の景色を楽しめ船で遊ぶこともできる。