宝塚フェスティバルは8月の第1土曜日に北は北海道から南は九州まで全国のブルーグラ
ス愛好者である社会人や大学サークルが一堂に会して自分らの音楽を聴いてもらうという
発表の場である。
当時、地方の大学にいた私は初めて参加した時に注目を浴びていたのがカントリー・ガッ
ゼットであった。
宝塚フェスで新たなブルーグラス情報を得てバンドとして刺激を受けて新曲に励むという
学生時代であった。
ブルーグラスはビル・モンロー(マンドリン)が音楽の基礎を確立したと言われており、
アール・スクラッグス(バンジョー)やレスター・フラット(ギター)によりブルーグラ
ス音楽が開花された。
創始者ビル・モンローらのアメリカ南部音楽がブルーグラスのトッラドというならアメリ
カ西海岸を主とするブルーグラスがニューグラスであり、カントリー・ガッゼットもその
グループであった。
1. 1973 カントリー・ガッゼット ファースト・アルバム
メンバー バイロン・バーライン フィドルロジャー・ブッシュ ベース/リードヴォーカル
アラン・マンデ バンジョー
ケニー・ワーツ ギター