児童発達支援施設
(以下「療育」)や
放課後等デイサービス
(以下「放デイ」)に
お子さんを通わせるとき、
お母さんたちはこうねがいます。
•困り事が減ってほしい
•集団生活が
うまくいくようになってほしい
•将来につながる力を身に付けてほしい
仕事や家事の合間を縫って、
煩雑な手続きをし、
人によっては送迎までこなし、
自分の時間を削っているのですから、
「なにかしらの成果」
を期待するのは当然です。
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ただし療育や放デイは
「即効性のある治療」ではありません。
•お子さんに合うプログラムでも
すぐに成果が出るわけではない
•「連絡」「調整」(「送迎」)という
お母さんのタスクが増える
•スタッフとの方針の違いや、
ほかのお子さんとの関わりで
悩むことがある
•成果を報告されるが家では変わらない
•学校での困り事はそのまま
「こんな状況に意味があるの?」
「時間とお金に見合っていないのでは?」
と不安になるお母さんも多いです。
支援を受けるはずが
逆に負担になってしまう、
それはとてもつらいことです。
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一方で通わせてよかったという声も
たくさんあります。
•お子さんが「行きたい!」と
意欲的になった
•学校以外の居場所ができて安心した
•宿題や生活習慣を
サポートしてもらえて助かった
•コミュニケーションが増えて
友達ができた
•異年齢の子と関わることで
協調性が育った
•音楽や運動など
家庭では難しい活動に挑戦できた
•スタッフが発達特性を
理解してくれて救われた
•保護者同士のつながりができた
•送迎があるので
仕事との両立がしやすくなった
•お子さんの笑顔が増えて
家庭も明るくなった
遊びの中にも
以下のような学びがあります。
•他人と同じ空間で過ごす
•順番を待つ
•負けても切り替える
•いやなときはその場を離れる
•家以外に安心できる場所があると知る
こうした経験が
「その子なりの社会性」を
はぐくんでいきます。
お子さんにも施設にも
完璧を求めず、
お子さんを
「変えてもらう」のではなく
「一緒に探してもらうこと」
を期待して、
•どんな関わり方が合うのか
•どんな環境なら落ち着くのか
•なにが苦手でなにが得意なのか
といったヒントをみつける。
•期待が大きすぎて
「成果が出ない」と落ち込む
→成果より
「続けられること」に価値を置く
•ほかのお子さんと比べて落ち込む
→比べる対象は「きのうのわが子」
•家庭方針と施設方針のズレに悩む
→施設との方針の違いは
「情報交換」として受け止める
こうした心の持ちようで
「楽」が手に入ります。
よく「支援に正解はない」
と言いますが、
お母さんが楽できて、
お子さんが楽しいのが
正解だとわたしは思います。
前述のとおり、療育や放デイの発達支援は
魔法ではありません。
でも、お子さんとお母さんが
少しだけ息をつける
「サードプレイス」にはなりえます。
療育や放デーを
「なにかをできるようにさせるため」
ではなく、
「いまを乗り切るための支え」
として考えてみてください。
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次回は
「施設はひとつに絞らなくてもいい」
ということについて書きます。
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ブログでは書ききれない部分を
もう少し詳しくまとめたPDFを
noteに置いています。
必要な方に届けばうれしいです。
https://note.com/banhosya_note