皆さまあんにょん
昨日はぐっすり眠れましたか?
深夜のテテからの通知音で目が覚めた方?
は~~い
寝る前にああやってアミにメッセージを送るテテ
他のメンバーも含め、絶えずアミを考えてないと出来ない行動ですよね
あ、上の画像はツイでの拾い画ですが
めちゃ素敵~~~
これ見てすぐ検索しましたよ
VOGUE KOREA
いつの間に?って
そしたら上のサジンは合成でした
(すげ~~上手)
まんまと引っ掛かったわ
↑そんなことで怒るなよ
で、こんなケースのように?
SNSとか、ネット上には色々な誤解を招くコンテンツや記事などが蔓延しております
先日のBillboardの件もしかり
実際に目で見た事、直接調べたこと等から真実を書いてる記事はほんの一握りなんでしょうね
正直私はまだスッキリ出来てないんです
昨日の記事の中で書きたい事の10分の1も書いてないと…
どうしてもこれだけは誤解されたままスルーしたくない話があるんです
ヒット曲がどーのとか、曲が難解だとかはどーでもいい
私が一番ピキッってきた部分‥‥
この・・・
温厚な私を
↑はい?
逆鱗させた部分
またまたナーバスな話ですみませんが、ここに来るアミさん達にはどうしても語りたいなと…
(まあ来週からは怒涛の毎日ですし今日は嵐の前の静けさという事で今しか話せない)
このM/V
봄날/ポンナル 春の日
もちろん皆さんご覧になってるはず
春の日は私のブログでは解説を載せていませんが、あの『セウォル号』の事件をモチーフにしていると当時話題になり複数の記事にもなりました(こちらを参照)
この件について
「僕たち社会問題とかも考えてます!」というアピール
韓国人はボランティア活動とかアピールするの好き
M/Vを商業目的で使うことに違和感を覚えた
こういった意見がありましたが、これを読んで
本当に憤りを感じました
そして悲しくなりました
ああ全く分かってないんだな?
こうやって沢山の人に誤解されてるんだなと…
セウォル号の事件は皆さまご存知ですよね?
私は韓国に住み始めてもう10年以上になりますが、その中で一番衝撃を受けた悲惨な事件でした
この春の日はM/Vや歌詞等にセウォル号を連想させるモチーフやメッセージが多数散りばめられています
少しだけご紹介すると
'Omelas'
アーシュラ・K・ル・グィンのSF短編小説、
「オメラスから歩み去る人々」。
究極の最小不幸社会を描いた作品です。
王も軍人も僧侶も奴隷もいない、
幸福と祝祭の都、オメラス。
その理想郷オメラスの地下には、
知的障害のある1人の少年が、
おぞましく悲惨な状態で閉じ込められています。
この少年を穴蔵から解放することはおろか、
優しい言葉をひとつかけただけでも、
オメラスの幸福は消えてしまうことになっています。
オメラスの人々は8~12歳ころにその事実を知らされます。
思春期以上の人たちはみな、自分たちの幸せが、
1人の少年の不幸の上に成り立っていることを知っているのです。
(記事引用)
オメラスは一人の少年の犠牲によって成り立っている理想郷=少数を犠牲にし、多数が幸せを得る現代社会の問題点を提起
また地下室に閉じ込められていた少年は、セウォル号で船に閉じ込められ犠牲になった高校生達を連想させます
メリーゴーランドには無数の黄色いリボンが
黄色いリボンは
セウォル号の犠牲者を追悼するシンボルです
海に佇むジミン
手には海で拾った運動靴を持っています
自分の傍に靴を置いていますね
この靴は海に消えたセウォル号の犠牲者
17歳という若さで...
永遠なる青春の中に留まってしまった
多くの若者達を意味しています
遠くから一本の木を見つめるメンバー
木の枝に吊るされた運動靴
木に靴をぶら下げるのは
シュートゥリーと言ってどこかの国では
亡くなった家族や愛する人を慰める為に
故人が履いていた靴を木に吊るす習慣があるらしいです
注)あくまでARMYによる考察より
こうしたシーンなどから
私もこのM/Vの意味を知った時は
涙が止まりませんでした
防弾少年団がデビュー以来テーマにしている
若者の葛藤
青春の痛み
少年から大人への成長
セウォル号の事件はそんな彼らにもおそらく大きな衝撃を与えたと思うし
まして犠牲者の多くの高校生達は…マンネ、ジョングギと同じ97年生なんです
事件当時の韓国の大統領は朴槿恵です
政府の能力のなさを露呈し、その為に多くの尊い命が犠牲になったと言っても過言ではない
そしてこのM/Vが発表された今年の2月は
まさにまだ朴槿恵政権の時
多くの文化人が(芸能界含む)
政府に対する批判や運動をすることで
ブラックリストに入れられてた政権の時期です
ブラックリストは、2015年5月に大統領府(青瓦台)が、野党「共に民主党」のソウル市長や大統領候補を支持した文化人や、304人が死亡・行方不明になった2014年4月の大型旅客船「セウォル号」沈没事故で、政府の対応を批判した文化人ら、計9473人のリストを作成し、文化体育観光省に提供したとされる。
アイドルという立場の彼らが
敢えてそんな危険を冒してまで
この国中が涙を流した痛ましい事件を
「商業目的」などで使うでしょうか?
全くの誤解です
いえ、誤解じゃなくむしろ冒瀆です
バンタンがこうしてリスクを冒してまで
M/Vにあの様なシーンを取り入れたのは
ただただ純粋な気持ち
事件で犠牲になった同年代の若者たちを
心から追悼したかったんだと…
少しでも犠牲者の魂を慰めてあげたかったからだと思います
ナムの春の日についてのインタビューでの言葉
「実は、少し話し難いところがある。僕たちは公人の一人として責任を感じないといけないと思った。いつか気持ちを集めて伝えたかった。」
「『春の日』のミュージックビデオがセウォル号沈没事故を連想させるという話を聞いた。楽曲やミュージックビデオは聴く人によって、また想っていることや見方によって変わるので、鑑賞する方々の解釈のままに残しておきたい」
防弾少年団は遺族に寄付もしました
「セウォル号の追悼事業や遺族の心理カウンセリングに使われてほしくて」
「寄付は静かにすることだと思って、知らせずに行った」とし、慎重に寄付したことを明かした。
>韓国人はボランティア活動とかアピールするの好き
韓国では芸能人がボランティアをしたり寄付をすることはすぐに大きなイシューになります。そうすることで他にも影響を与え同じように寄付する人々が増えたりもします。
だから欧米のセレブリティも
皆堂々とやってますよね
アピール…
それの何が良くないんでしょうか?
寄付の美徳とは
陰で隠れてしないとだめなんでしょうか?
私にはさっぱり理解できません
私のブログも主観的な意見も含めたりしていますが、少なくとも事実ではない事、誤解を与えるような事は書かないよう注意しているつもりです
だから皆さまも色々な記事を読むときは
すぐに信じたり、誤解したりしないで
自分なりに一度考えて頂ければなぁと思います
そして私はこの「春の日」が、今の時点では
防弾少年団の一番の代表曲だと思ってます
またまた長くなりましたが…
最後に歌詞もつけますね
봄날 / Spring day
보고 싶다
会いたい
이렇게 말하니까 더 보고 싶다
こうやって口に出すと もっと会いたい
너희 사진을 보고 있어도 보고 싶다
君の写真を見ていても 会いたい
너무 야속한 시간
あまりに無情な時間
나는 우리가 밉다
僕は自分たちが憎い
이젠 얼굴 한 번 보는 것도 힘들어진 우리가
もう顔を合わせるのも 大変になった僕たちが
여긴 온통 겨울 뿐이야
ここは一面が冬だ
8월에도 겨울이 와
8月でも 冬が来る
마음은 시간을 달려가네
気持ちは時間を駆けていく
홀로 남은 설국열차
一人残った雪国列車
니 손 잡고 지구
君の手を握って地球の
반대편까지 가
反対側までいく
겨울을 끝내고파
冬を終わらせたい
그리움들이
恋しさが
얼마나 눈처럼 내려야
どれくらい雪のように降れば
그 봄날이 올까
あの春の日が来るのかな
Friend
허공을 떠도는 작은 먼지처럼 작은 먼지처럼
宙を漂う小さな埃のように、小さな埃のように
날리는 눈이 나라면
舞い散る雪が僕なら
조금 더 빨리 네게 닿을 수 있을 텐데
もう少し早く 君に触れられそうなのに
눈꽃이 떨어져요
雪の華が散っていく
또 조금씩 멀어져요
また少しずつ遠ざかる
보고 싶다 보고 싶다
会いたい 会いたい
얼마나 기다려야
どれくらい待てば
또 몇 밤을 더 새워야
いくつもの夜を明かせば
널 보게 될까
君を見れるかな
만나게 될까
会えるかな
추운 겨울 끝을 지나
寒い冬の終わりを過ぎ
다시 봄날이 올 때까지
また春の日が来る時まで
꽃 피울 때까지
花が咲く時まで
그곳에 좀 더 머물러줘 머물러줘
そこにもう少しいてくれ
니가 변한 건지
君が変わったのか
아니면 내가 변한 건지
それとも僕が変わったのか
이 순간 흐르는 시간조차 미워
この瞬間 流れる時間さえ憎い
우리가 변한 거지 뭐
僕たちが変わったんだろう
모두가 그런 거지 뭐
全部がそうなんだろう
그래 밉다 니가
そう 憎いんだ 君が
넌 떠났지만
君は去ったけど
단 하루도 너를
ただの1日も君を
잊은 적이 없었지 난
忘れたことはなかったよ
솔직히 보고 싶은데
本当は会いたいけど
이만 너를 지울게
これで君を忘れるよ
그게 널 원망하기보단 덜 아프니까
君を恨むよりは辛くないだろうから
시린 널 불어내 본다
冷たい君を呼んでみる
연기처럼 하얀 연기처럼
煙のように 白い煙のように
말로는 지운다 해도
言葉では忘れるといっても
사실 난 아직 널 보내지 못하는데
本当はまだ君を手放せないのに
눈꽃이 떨어져요
雪の華が散っていく
또 조금씩 멀어져요
また少しずつ遠ざかる
보고 싶다 보고 싶다
会いたい 会いたい
얼마나 기다려야
どれくらい待てば
또 몇 밤을 더 새워야
またどれほどの夜を明かせば
널 보게 될까
君を見れるのかな
만나게 될까
会えるのかな
You know it all
You're my best friend
아침은 다시 올 거야
朝はまた来るよ
어떤 어둠도 어떤 계절도
どんな暗闇も どんな季節も
영원할 순 없으니까
永遠ではないから
벚꽃이 피나봐요
桜が咲くみたいだ
이 겨울도 끝이 나요
この冬も終わる
보고 싶다 보고 싶다
会いたい 会いたい
조금만 기다리면
もう少しだけ待てば
며칠 밤만 더 새우면
何日か夜を明かせば
만나러 갈게
会いに行くから
데리러 갈게
迎えに行くから
추운 겨울 끝을 지나
寒い冬の終わりを過ぎ
다시 봄날이 올 때까지
また春の日が来る時まで
꽃 피울 때까지
花が咲く時まで
그곳에 좀 더 머물러줘 머물러줘
そこにもう少しとどまってくれ とどまってくれ