BIG HITの仕掛けブログ『Flower Smeraldo』

[第3話]の全文翻訳ですピンクハート

原文はこちら

 


スメラルド翻訳一覧

 

 

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今日は「伝説に登場する花」に思われた「スメラルド」がどのように世の中に出てくることができたのか教えて差し上げようと思います。

事実、5年前に、トランプ学会で初めて話を聞いた時にはスメラルドは伝説の中でのみ出てくる花というのが定説でした。(トランプとスメラルドの関係は、後で別途投稿します。)

ところが2013年のある夏の日。驚くべきニュースが伝わります。今もその日の事を鮮明に覚えています。朝起きて洗顔をしていると携帯電話が鳴りました。電話の主人公は私が誤って参加したトランプ学術行事で出会った友人でした。

講演を偶然に聞いたその友人と私はスメラルドと呼ばれる花に魅せられ、以後ずっと連絡を交わす間柄でした。私はノースダコタ州で、その友人は、サンフランシスコに住んでいましたが、同じ対象を好きだという事で距離に問題などありませんでした。
本論に戻って、その友人が伝えるにはスメラルドが実際に発見されたということでした。私はしばらくの間言葉を失いました。そうして二人は受話器を握って声を張り上げたのです。

 

 

上の写真は、スメラルドが最初に発見された現場です。今でもこの写真を見ると、胸がどきどきします。「amtest(amare_0)」は、当時、旅の写真で有名なインスタグラマーだったんです、その人が、イタリア北部に旅行に行って、偶然発見した花を撮ってアップしました。

 

事実 「amtest(amare_0)」は、スメラルドに対して何も知らない状態であり、ただの旅行中に出会ったユニークで美しい花とだけ思っていたとのことです。ところが、インスタグラムで写真を見た人の中で何人かがスメラルドとの類似性を提起し、その話が一波万波広がっていったのです。そして現地の歴史学者が決定的な情報を公開、まさに花が発見された場所が忘れられた昔の地名「チッタ・ディ・スメラルド」だと発表したのです。

「チッタ・ディ・スメラルド(LaCittàdi smeraldo)」、イタリア語で「スメラルドの都市」という意味です。歴史学者によると、そこは中世の時代かなり賑やかな村だったのが、ペストが襲った後、見捨てられ、現在は完全に森になったとされています。

 

しばらくして、世界中の多くのフローリスト学会と植物学会などで専門家を現地に派遣し、最終的にその花がスメラルドと推定されると正式に発表しました。

当時スメラルドはヨーロッパやアメリカなどで熱狂的な反響を呼び集めました。各国でもスメラルドを現地栽培しようとしましたが、スメラルドは唯一「チッタ・ディ・スメラルド」でだけ咲き、他の地域では、一度も栽培に成功しませんでした。その理由については諸説入り乱れましたが、まだ明らかになったものはありません。現在でもスメラルドはイタリア北部の農場でのみ栽培しており、欧州各国や北米、いくつかのアジア地域に少量ずつ輸出されています。

ところで、スメラルドが何故こんなにも熱狂的な反響を呼び集めたのか不思議ではありませんか?

次の投稿では、スメラルドにまつわる話をお聞かせ致します。


[出典] [3番目の話]「スメラルドは、どのように発見されたのか?|著者testesso

 

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第4話に続く