バックパキングの勧め(前編) | bangmaoの部屋

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癒やし系の自転車ブログのつもりが、ご覧の通りの残念な状態に...。
趣味の自転車のほかアウトドアの話も少々。

先週末も土日とも家の雑用で自転車に乗れませんでした(無念。..)。
時事ネタばかりではアレなので、お茶濁しでアウトドアの話を少々。

 

私は、昔ボーイスカウトだったのでアウトドア好きで、よくハイキングやキャンプに行きました。
当時のキャンプは重たいキャンバス地の大きな三角屋根のテントで軍隊式の野営スタイルでした。
火は枯れ木など薪を拾って枝を切り、カマドを作って飯ごう炊飯し大鍋で料理しました。
また、当時は荷物を背負うのはキャンバス地のキスリングを使い、雨具はポンチョでした。

 

学生時代もアウトドア系のサークルで友達とバックパッキングでよくキャンプしに行きました。
当時はフレームパックのバックパッキングのが流行ってた頃で、ホイットニーのフレームパックに重たい装備を背負ってました。

テントは4人用のドームテントを3人で使い、テント本体、ポール、グランドシートやフライシート、食料をメンバーで分けて背負ってました。
ストーブはオプティマスのホワイトガソリンを使うものが主流で、灯油のストーブ(オプティマスやホエブス)を使う人もいました。

 

今と比べると装備の何もかもが重たかったです。
だから、山を登るというようりも、キャンプ場を利用したり海辺や渓流でステルスキャンプを楽しんでました。
現在のキャンプ場はオートキャンプが主流ですが、当時は車の入れないキャンプ場も各地にありました。

 

会社勤めしだしてからは、仕事場がアウトドアだったこともあってキャンプに行くことは無くなりました(仕事で車中泊とかしょっちゅうやってたので...)。

ボランティアの関係で山中のバンガローに泊まることがあって、昔キャンプで見た満点の星空を思い出し、また、キャンプへ行きたいと思うようになりました。

 

因みに私のアウトドアの愛読書は、田淵義雄/S・アンダーソン共著「バックパッキング教書」です(内容的にはフレームパック全盛時代の本)。
その後、シェルパ斉藤さん愛用のバックパッキング・ギアが紹介されている「ニッポンの山をバックパッキング(フィールドライフ)」や有用なネット情報から、現在は登山ブームの影響で装備が格段に軽量化され、ソロでテント泊の登山を楽しめることを知りました。

 

昔のキャンプスタイルはグループでないと行きづらかったですが、ソロキャンなら面子を揃えなくても行きたい時に行けるのでありだなと思いました。

 

猪名川町にある大野山アルプスランドの朝霧

 

マイテント(ニッピン メスナー 1000ST)

 

標高753mの山頂までキャンプサイトから歩いて直ぐです(以上、2011年5月撮影)

 

この時は、大野山アルプスランドのフリーキャンプサイトはすぐ近くに駐車スペースがあるので、周囲はグループやファミリーキャンプで焼き肉ジュージューで煙モクモクやってましたが、私はペンネを作って、持参したフランスパンとチーズ、道中のコンビニで買い足したメンチカツとソーセージを充てに赤ワインのハーフボトルと泡盛を楽しみました。
翌朝はチキンラーメンとフランスパンの残りを食しました。

 

また、キャンプサイトは山頂に近いので、夜は下の方(山の中腹)から動物の鳴き声がよく聞こえて来て、自然の森は生命に満ちあふれていることを実感しました。
また、動物や鳥の鳴き声や虫の音以外は静寂そのもので、遠くのテントのスーパーのレジ袋の音がよく聞こえるほどでした。
久々にグラウンドシート一枚隔てた地面(芝生)の上で寝ると、自然に包まれて生きている(生かされている)のを感じました。(後編に続く)