遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。


と日本的な挨拶文を書きましたが、こちらは全く年末年始を感じる

ことのない生活を送っています。

というのも、バングラデシュでは西暦よりもベンガル暦(4月上旬

が新年)で動いているため、新年も1日より通常通り勤務していま

す。

わたしはと言うと、年末の27日から12日でバングラデシュの北東

部のスリモンゴルへ出張。大晦日はパートナー団体STEP(マニ

クゴンジ県)へ。そして元日からは12日でこれまたパートナー団

体のCOLI(マイメンシン県)へと、年末年始はダッカ郊外へ頻

繁に出かけることとなりました。

その中でも大晦日に訪れたSTEPでは、(以前このブログでも書

いた)ドウロトプール事務所で活動を検討しているチョールエリア

(中洲)を今回見ることが出来ました。


STEPのスタッフが運転するバイクの二台に跨り、ドウロトプー

ル事務所から20分ぐらい走ったところで、チョールエリア(中洲)

に到着。

通常バングラデシュではどこに行っても人を見かけるのですが、こ

のチョールエリア(特に今年新しく中洲となった場所)はまだ未開

拓なところが多く、西部劇に出てくる砂漠のような広大なエリア続

いています。これにはほんとビックリしました。


その中で牛を放牧している村人にインタビューすると

「自分の生まれた村は今この川の中だ。ここ2年で三回住む場所を

変えた。」

と話してくれました。


実はいくつかのチョールエリアを回って、いざ事務所に戻ろうと思

ったとき、STEPのスタッフも含め自分たちがどの場所にいてど

うやって戻ればよいのか分からなくなるハプニングも。

結局、村人に聞きながら帰ることとなったのですが、こちらではよ

くある訪ねる人により「こっちだ!」次の人は「いやあっちだ!」

全く逆のことを言われ、帰りは40分近くバイクに跨ることとなりま

した。(笑)