マニラのマッサージ事情はまるでわからない。


なので、初めのニ、三件は飛び込みで入ってはみたのだか、楽しいのは楽しいが、そのほとんどが健全系。


でも、やっぱり面白い店(お色気系)の情報をと思いググってみた。


それがこのノゾミスパだ。場所は、パサイあたりかな?


この店はサウナやスーパー銭湯の要素とマッサージが融合している。


VIPコース、1700ペソを選択した。

サウナ、ジャグジー、洗体、マッサージの流れだ。


受付でコースを選択するとロッカーのカギを渡されて脱衣所で着替える。


ゼンラになって、シャワーしてからサウナへと入る。


ちなみにロッカーのある脱衣所からはお風呂場がガラス張りで丸見えの状態。


洗い場には、フィリピン美女が10人位いる。マスクをしてはいたが、若くて美女なのはわかる。


しかも、ここの洗い場のフィリピン美女たちは、みな西洋系の顔立ちだ。


フィリピンはかつて歴史のなかで過去400年間に渡ってスペインの統治下にあったわけで、スペインの植民がフランスのそれと決定的に違うのは現地の人との婚姻を許すがどうかにあるといえるだろう。

フランスはそれを許さなかったが、スペインのそれは成り行き任せだった。

だから、混血児が多く出たことでフィリピンの人達の中にはどことなく白人の遺伝子が含まれているような感じの人もいる。


この店のフィリピン美女達はみな、その西洋系の遺伝子を含んでいる女性達だった。


そのなかの二十歳くらいの北欧出身のような妖精が担当してくれた。

白のピチピチのチビTシャツにチビチビのピッチピッチの短パンという出立ちだ。


まずは頭を洗い、体へと続く。

もちろん下の方も入念に洗ってくれる。

洗体とは言っても、よくあるベットでの施術ではない。



はじめはお互いに立ちながら洗体をする。それから二人でしゃがみ込みアチラのほうへ。まるで、例えるなら、家庭菜園で実をつけたナスを枝に付けたまま洗う感じだ。



そして家庭菜園のナス洗いが終わると、今度は、発電所での発電作業である。


時折、ガラス張りの向こうを気にする仕草がかわいい。

誰か人が来ると一旦発電作業を打ち切り、洗体作業に戻る。人がいなくなるとまた発電作業へと戻る。この繰り返し。


こちらも黙ってはおられない。


北欧の妖精にアタックを仕掛ける。

アジアのジョン万次郎かコロンブスにでもなった気分だ。


上をはだける。二つのそう高くはない、しかし、形の良い二連の山脈の登頂には成功した。恥ずかしがる仕草がたまらない。下の方の割れた谷間には辿り着けず、道半ばで遭難に終わったが恥じらいを隠せない美少女がまた、素人っぽくたまらない。



握りの力加減は実に繊細かつソフトタッチ。単純な上下発電作業ではあるものの、握力全開ではないので錦糸町のように痛みを伴って腫れ上がったりはしない。むしろ快楽のほうが強く感じられる。


およそ10ギガワットの発電とともに限界を迎えた。


マスクを外してくれていた美少女の綺麗なお顔に二発の発電スパークが打ち放たれた。


僕が謝ると同時に妖精は笑ってくれた。


そして妖精のお顔についた発電スパークの白濁液が、顔についたまま、手で擦り落とすこともなく、眼の前にあった鏡でご自分の顔についた『それ』を確認すると、再び僕を見て満足気に微笑んだ。


こんなに飛んだんだね!的な。


それから、シャワーを、浴び直し別室に案内される。


今度は別の嬢が登場する。このマッサージ部屋には嬢が、30人位いた。


ベットに横たわりマッサージが始まる。

オイルか指圧か聞かれる。


いま洗体したばかりなので指圧を選択した。


ここでの女の子は普通のフィリピン人女性だが、この店は8割位の嬢は若くてかわいい。


そこから一時間の健全なマッサージが始まる。


チップなど全部で、総額3000ペソだった。


また行こうと思う。