正直一度も行ったことのない店にチャレンジしたかった。

 

なので、駅自体から行ったことのないところを選んだ。

 

過去、数える程度しか来たことがない。巣鴨。

 

しかも、電車で降り立ったのは本当に一度か二度くらいだろう。

 

大抵は車で通りすぎるくらいだ。

 

巣鴨のタイマッサージといえば、かつては2店舗くらいしかなかったので行くところはいつもお決まりだった。

 

あえて店名は出さないけれど、あの何とかっていう、えらくセクシーな嬢ばかりが曜日交代で出てくるあの店も種を知っている手品のようで行く気もおきない。

 

なので、別の健全っぽいところをわざと狙ってどんでん返しでも食らわせてやろうと画策したのだ。

 

店に行く道すがら、線路沿いに歩きながら自分の愚かさを知り、自分自身を呪ってしまった。

 

なぜなら、たどりついた店は住宅街の真ん中にあったのだ。

 

 

『これはやらかしたな。』そう思った。

 

 

しかし、もう後には引けない。

 

突撃あるのみだった。

 

 

小さな建物の3階にあるこの店。中に入るとHPの写真を25年ほど前に撮ったと思しき、おママが登場。

 

おママの胸の谷間がこの店の正体を物語っていた。

 

担当になる嬢は無論別で、奥から出てきた。

 

意外だった。

 

若くて美人なのだ。

 

 

こんな小さな店で出くわすスペックではなかった。

 

 

意外と僕はこういう悪運だけはいまだに強いようだった

 

しかもだ。

 

この嬢。

 

まさにゴッドハンドの持つ主だったのだ。

 

いったいどこでそんな技を身に着けたのだろうか?

 

それはまるで池袋のこまち整体院の裏技四つん這いリンパの改良型施術とでもいうのだろうか?そんな大技をいとも簡単にやってのけるのだ。

どエラい攻め入りようだ。

 

これはたまらない。

 

 

 

こちらからも侵攻を企てたかったが、打つ手なし!放心状態だった。

 

向こうは巧妙だった。

 

そして、終盤チケット制のご説明を受けることになる。

 

 

 

しかし、それもまた、隣のミススパ(あっ!店名だしちゃった。黙ってるつもりが、、、)だと、終わった後に漏れなく赤くただれて痛い思いをするのだが、こちらの嬢。

 

 

何が違うかって?

 

 

バンコクのあの四十八手の有名店出身かどうかはわからないが、柔らかく、優しく、しかし、きっちりと程なくクライマックスへと誘う。

 

その瞬間。熱くなが~~~い放物線を描いた。

 

 

たっぷりとそして、長い長いクライマックスのトンネルを潜るとそこは器の世界だった。いつもの倍くらいの長いクライマックスだった。

 

 

いかなる手品を使ったのだろうか?

 

その瞬間、この嬢の虜になってしった。

 

 

また行くしかないだろう。。。

 

器の世界へ!