大きな閃き!^^ | 観己流空手 キックボクシング 柔術 MMA 心技道場

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子供の運動、護身、しつけ。大人には体力に合わせて指導します。
2021年開設予定!

久しぶりに稽古体系、技術のことで閃きがありました^^ここから先は武道の技に興味の無い方は読まなくて良いと思います。ちょっとマニアックな話かもしれません。
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裸体の総合格闘技と衣服を着た着衣総合格闘技の違いから考察を進めていました。

そこに護身に役立つ技でなお体力が中年以上になっても技術によって強くなれる技術。

それを体系化するにはどうしたらよいのか、、、

答えは自分の足元に転がっていました。

私は他の人に「得意技は何ですか?」と聞かれるとたいてい「ヒザ蹴り」と応えます。
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相手は結構意外そうな顔をします。特に私と稽古をしている道場生はそう思うみたいです。他から見ると寝技が得意そうに見えたり廻し蹴りに見えたりパンチに見えたり色々でしょう。

でも私のオリジナル的な技術で着衣総合格闘技でもっとも重宝したのはヒザ蹴りです。しかも組み合ってお互いに着衣を持ってから崩してのヒザ蹴り。

その局面になれば負けない自信があります。投げ技もくらったことがありません。実は投げ技を殆どくらわないで崩してヒザ蹴りにつなげる技術が私の最も得意とするところです。

これは長年着衣ありで総合を稽古していた身体と心が自然と出した答えだったようです。

裸体で総合格闘技を戦う場合は着衣総合ではつかみあう間合いがパンチで打撃を交錯させる間合いとなってしまいます。そこの近い間合いのやり取りがスリリングで見る側からすると面白い、またそこの間合いのやり取りに秀でた人間がより有利に組みに行くことが出来ることになります。

しかし、その間合いは自分も強烈なパンチが打てる間合いでもありますが相手も必殺の威力を発揮できる間合いです。

そこで反射神経と度胸、身体の打たれ強さ勝負では護身や武道で技術で勝つことは非常に難しくなります。

その点着衣総合ではその間合いは組み合うことができます。手を伸ばせば相手の着衣をつかめるからです。裸体の場合はもう一歩も二歩も近づいて相手の身体なり首なりをホールドしなければなりません。

その場合でも滑ったりなんだりで逃げられてしまいやすいのです。

掴むことができれば落ち着いて自分の組み手で崩せます。

柔道では完全に反則(つまりは投げ技を非常に決めにくい)組み方をさらに応用した組み方が数種類あります。

そこの技術を立ち組の中心にすえればそのまま護身術にも着衣総合格闘技にも使用することができますし、特化した才能はいりませんしある程度高齢でも習得可能な技術なのです。

この状態からの崩しが上達すればヒザ蹴りだけでなく肘打ちや頭突きも簡単に入れることが出来ます。
(もちろんヒザ蹴り、頭突き、肘打ちなどは練習で実際に当てたりすることは無いですよ^^念のため)


また護身術を考えた場合、相手が裸と言うことは殆どありません。もし裸であってもある程度応用が利きます。

この組み合っての崩し、打撃とテイクダウンの流れを中心に考えるとおのずと寝技の流れや離れての打撃の距離や技術、打撃からの組み方も筋道が立ってきます。

不思議なもので少しのきっかけで閃くとあとはすらすらと自然に稽古の方法まで出てきてしまいました。

着衣を着た総合武道は護身術の観点からも、安全に技術を習得して社会人が強くなる趣味としても可能性が大いにあると思って来ました。

いかにそれを体系化して皆さんに安全に楽しく充実して取り組んでもらうかを考え続けて来ましたが大きな一歩を踏み出せそうです。

興味のある方は是非稽古を見学においでください^^

今日は両親と嫁とお雑煮で正月を過ごしました^^
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