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バンコクで発達遅延の子を育てる ~ママと呼ばれるまで~

結婚・出産してすぐに夫の転勤でバンコクへ。
バンコクで1歳を迎えた息子の発達遅延が発覚し、山あり谷ありの子育てに。
現在は2歳になり、次男も誕生。これからどうなる?!
バンコクで同じ悩みを抱えるママ友大募集!!

相変わらず、毎日の歩行訓練は続けています。

もちろん、その他もろもろの訓練も。


ところが、どうやら成長度合いが最近横ばいに入っている気がします。。。

大きく伸びるわけでもなく、出来なくなるわけでもなく、同じような状態が続いています。

でも、この状態をキープするためにも毎日の訓練はしっかり続けていかなければ。


先日、病院のリハビリで日本人の方と知り合いになりました。

その方もお子さんのリハビリに通院されています。

長男より1歳年上のお子さんは、元気に歩き回っていましたが、その子のお母さん曰く、「毎日ちょっとずつ成長というより、横ばいが続いて、あるときドーンと伸びて、また横ばいで・・・って感じで成長しましたよ~」とのこと。

なるほど。そんなこともあるのね。


うん、確かに、自転車を3輪から2輪にするときって毎日毎日ふらふらしながら練習してたけど、あるとき突然すっごくスムーズに乗れるようになった記憶がある気がします。


みんなどうなんだろう?


人の成長って難しいです。一筋縄ではいきません。

まだまだ頑張ります。

ついつい忘れがちな次男ですが(冗談です!笑)、元気に育ってくれています。

長男のことがあるため、家には病院からもらった発達を調べる表などがあり、ちょこちょこ見ながら次男の成長にあてはめて確認してしまいます。

今のところ、かなり順調に(少し早いくらい?)成長していて、それはそれで嬉しい限りです。


3ヶ月を過ぎ、大分活発になってきました。

物を掴んで口へ持っていったり、もうすぐ寝返りもしそうな感じで、ベビーベッドの中をぐるぐる一人で動き回っていたりと、目が離せません。


まだ3ヶ月ちょっとではありますが、次男の成長を見ていると、「あぁ、これが普通の成長なのか。。。やっぱり長男のときとは全然違うなぁ。。。」と痛感しています。

もし長男と次男の順番が逆であれば、長男の成長が遅かったことにもっと早く気づけていたのかもしれません。もちろん、だからどうって訳ではないのですが、長男のときは1人目の子供だったこともあり、まさか発達の遅れがあるとも思っていなかったので、長男の成長が「普通」だと思っていました。

まだまだ赤ちゃんだし、出来ないのが当たり前、とずっと思ってしまっていました。


しかし、次男の成長っぷりを見ているとなるほどなぁ・・・と思うことがたくさんあります。

手の使い方など、3ヶ月の次男の方が上手かも、などど思うときもあり、長男はこれからまだまだ頑張ることがたくさんあるんだなぁと改めて思います。

ちなみに、長男のときは「物を掴んで口に入れる」という行為や「1人で動き回る」という行為がほとんど無かったため、私たち親の注意度合いがかなり低いです。

気付くと、次男がベビーベッドから足をブランブランさせていたり、180度以上回転していたり、ベビーベッドの上に置いてある除菌ボトルを両手で持って口に入れていたり・・・とびっくりすることが続き、慌ててベビーベッドの上を片付けたり・・・とまるで新米親状態です。


2人目とはいえ、心を新たに気をつけて育児しないと危ないぞ!と肝に銘じました。


それにしても、最近は益々長男と次男のコミュニケーションが増えている気がします。

二人で見詰め合って微笑みあったり、お互いに興味を示している姿を見るのは本当に嬉しい限りです。

やっぱり兄弟っていいですね!

次男がもう少し大きくなれば、長男にとっても益々良い刺激になるし、お互いに良い影響を与えられると思うので楽しみです。


手指の訓練のため、リハビリを受けるようになってから、物を掴んで移動させる(カゴへ入れたり、私に渡したり)ということを家でも四六時中していました。

まだまだ不器用ではありますが、最近では大分上手に物を掴んで移動させることが出来るようになりました。


以前は物を掴んで、腕を横に移動させて物を離す(捨てる)ということしかしなかったのが、掴んだものをひとつの場所へ入れたり、移動させたりすることができるようになりました。

ちなみに、この練習をするようになってから、「ちょうだい」と「どうぞ」も覚えました。


掴んだものを指定した場所に移動させたり、私に渡してくれたりする度にほめちぎっていたので、最近では掴んだものをなんでも私にくれようとします。

そのときのちょっと得意気な顔がたまらなく可愛いです。。。うふふ。

私が気がつかなかったり、遠くにいたりすると、悲しそうな顔をしてあーうーとウソ泣き(?)をします。


以前は掴んだものをただ渡すだけだったのですが、ここ数日、バージョンアップしました!

一度掴んだものを私に差し出し、私がそれを受け取ろうと手に取るとまた自分の方へ引っ張って・・・ということを3-4回繰り返し、それから満足そうな顔をして私にくれるのです。

私は勝手にこれをバージョンアップ版としていますが、これも成長のような気がします。


あと、なぜか彼が一番好きな「掴んで私に渡すもの」は、白い熊のぬいぐるみ(タオルギフトのおまけで入っていた普通の白い布に綿を詰め、目と鼻を茶色い糸で縫っただけのもの)です。

なぜかこれにかなり執着をして、ひたすらこれを掴んでは渡してくれます・・・なんなんでしょう。。。

最近できるようになったことです。


●いただきます と ごちそうさま の時に、手を合わせる。

いままで、手を合わせるということが出来ませんでした。

いまだに普通にはやってくれませんが(パチパチしてなどと言ってもだめです)、いただきますとごちそうさまを言うときに私が手を合わせるのを見せたり、彼の手をとって合わせるということを根気良く続けているうちに、ようやく手を合わせてくれるようになりました!多分1ヶ月前くらいからでしょうか?

もちろん、きれいに手を合わせるのではなく、手と手を体の前で握り合う感じですが、それでも大きな進歩です!


あとは引き続き、パチパチを教えなければ・・・ついつい忘れてしまいますが・・・。



●マグの取っ手を自分で持って(右手のみ)、ストローを口に入れて自分で飲めるようになった。

今までは水を飲みたいときには、マグに手を伸ばしてウーウーと言うだけでしたが、飲ませる度にマグの取っ手を持たせてストローを口に入れる、ということを続けていたら、ようやく最近(ここ2週間くらい?!)自分でマグを持って口に入れるようになりました!

これだけでも大分楽になりました。毎回手で握らせて飲ませるのも、結構根気がいることですが、やっぱり継続しているとこうやって覚えて出来るようになるんだなぁ。。。と改めて実感。

親が面倒臭がっては本当にいけませんね。

あとは、左手も添えられるようになることと、自分でマグを机にちゃんと置けるようにすること、そして飲んでる水が口から漏れないようにすること(タオルをあごに当てていないと水溜りができます・・・)を頑張ります!



●まだ出来てはいませんが、ようやくスプーンを自分で持って口へ運ぶということをやりたがるようになりました。もちろん、まだ時々ですが。。。

まだ完璧にはもてないのですが、今日ご飯をあげているとき、私が目を離したすきにスプーンを握って口に入れてました!びっくりしました!

食べ物は乗っていませんでしたが、私が褒めたのがうれしかったのか、何度も口に入れてスプーンを噛んでいました。

飽きると床にポイ捨てしていましたが・・・でも、以前は全てすぐにポイ捨てだったので、大きな進歩です!

発達の遅れでは色々と心配がつきない長男ですが、幸いなことに食事のことではあまり困ったことはありません。

子供が食べなくて困っている、なんて話を聞くこともありますが、長男は量も食べますし、質にもうるさいみたいです。


レストランなどで食事をするときも、もう彼のために大人1人前セットを頼みます。

離乳食を卒業した頃には、私のものから取り分けて食べさせていたのですが、そのうち私が食べられるものが無くなりました・・・彼にあげない濃い味の煮物、揚げ物、おしんこくらいです。


下記のとおり、お魚が大好きなので、基本的には焼き魚をあげるのですが、こちらは美味しいお魚などは結構値段が高いので、気づけば彼が一番高いものを食べていたりします・・・2歳児が一番高いもの食べてるって・・・どうなんでしょう。


ちなみに、外食では和食かイタリアンの信用できそうなお店でしかあげていません。

添加物(化学調味料など)や油もの、砂糖を多く使ったものはまだ早いと思っているので、タイ料理や中華、あとは和食店でも怪しげなところはパスしています。

あまり根拠はないようですが、添加物などは子供の脳の発育にあまり良くなさそうですし、砂糖や着色料がたくさんついているもの(タイには非常に多い!)は、普通に見てもあまり体に良くなさそうなので・・・



長男の食事に関する好みを思いつくままにまとめてみました。


<好きなもの>

●お魚全般 

特に焼き魚が好き(鮭、鯖、ほっけ、鰈、秋刀魚、鰤などが定番ですが、ぜーんぶ大人1人前はペロリと平らげます。)

お魚(特に青魚)は脳の活性化に良いので有難いことです。


●ごはん 

以前は大好きだったのに、最近はそのままではあまり食べなくなりました。以前は味のりがあれば食べてくれましたが、今はふりかけがあればほとんど食べてくれます。


●野菜

料理法によって食べないこともありますが、やわらかく煮たりスープ(ミネストローネ大好き!)にするとたいてい食べてくれます。

子供は皆そうかと思いますが、イモ類が特に好きみたいです。

あとは、ほうれん草やモロヘイヤ、オクラやケールのお浸し、トマトをただ切ったものはバクバク食べてくれます。

あ、カボチャもだーい好きです。


●果物

果物は本当に大好きです。

まだ甘いお菓子などをあげていないこともあり、果物をあげるとご機嫌です。

ごはんを余り食べたがらないときなどは、果物でつってごはんを食べさせたりします。(マンゴーあげながらご飯とか、バナナあげながら煮物とか、大人的にはいただけませんが・・・)

タイはフルーツ天国なので、この点では本当に恵まれている環境です。美味しい果物がたーくさんあります。

その中でも長男のお気に入りは以下です。

マンゴー、バナナ、ドラゴンフルーツ(ホワイトもレッドも)、パイナップル、パパイヤ、スイカ、ポメロ、キウイ(輸入品ですが、キウイは食べ物の中で一番ビタミンのバランスが良く、美肌にも良いですし←フルーツマイスター情報、熱があるときに食べさせると下がる、などとも聞きました)、イチゴ(タイのイチゴは見た目も味もかなり悪いですが、すっぱーい顔をしながらなぜか食べています)などなど。あれ、これってほとんどかな?


●パン

以前はパン全般大好きだったのですが、最近は好みが偏っています。

必ず食べてくれるのは、マメパン(金時豆がたくさん乗った普通のパン)とベーグル(オーボンパン)です。

といっても、食パンなどの普通の食事パン、ベーグル、マメパンくらいしかあげていませんが・・・菓子パンはまだあげてません。


●乳製品

大好きです!スープやパスタ、リゾットもミルクベース(コンソメ)にすると大抵食べてくれます。

ヨーグルトは黙々と食べてくれるほど大好きです。


●飲み物

水と麦茶、牛乳くらいしかあげていません。

私が搾ったフルーツジュースを飲ませようとしたことも何度かありますが、嫌がって飲みませんでした。

普通の水か麦茶がいいみたいです。


●お菓子

甘いお菓子はほとんどあげていませんが、おせんべいは良くあげていて大好きです。

ただ添加物が多そうなものはあげていません(大人が大好きなサラダせんべいとか)。

子供用おせんべいか、おかき屋さんのものなどばかりです。

なので、お土産にいただくような美味しい高級おかき屋さんのおせんべいはほとんど長男の胃の中へ・・・

うらやましいです。。。

あ、でも良く考えたら甘いものも安心できる美味しいものはあげています。

千疋屋のゼリーとか、甘楽のどらやきとか、かりんとうとか、ジャンポールエバンのクッキーとか・・・あああぁ、これって贅沢ですね!!大人の楽しみのはずなのに・・・これも可愛い息子のためです、ガマンガマン!(と言いながらも、もちろん隣でしっかりつまんでますが)


<好まないもの>

親が食べさせたいけどこれはどうしても食べない!というものは特に思いつかないのですが、最近好みがうるさくなってきた気がします。

作り置いた(味が落ちたであろう)ものは食べない(作ってすぐだと良く食べる)、冷めたものは食べない(熱すぎるのももちろん食べない)、薄味すぎるものは食べない(そりゃそうか)などなど・・・

なんだか書いていてわかりましたが、普通に大人が余り美味しくないかなぁと思うものは絶対に食べてくれない、ということみたいです。ごもっとも。

あ、ひとつありました。

砂糖がたくさん入っているものはあまり好んで食べないみたいです。

子供が好きであろうプリンやムースも食べませんでした。(一口食べてそっぽを向かれました)

あれ、でも生クリームケーキとかカスタードは食べていたかも・・・

単に美味しい、美味しくないの話かな?うーんよくわかりません。


とりあえず、なんとなくまとめてみました。

引き続き、薄味志向、甘いものは余りあげない、という方針で行こうと思います。虫歯も怖いですもんね。