王室とか銃とか書くのは宜しくないのですが、銃については、毎日のニュースで見ているので、これは観光客も目にするTVからの情報なので良いと思いまして書きますね。

 

先日も、銃砲店の立ち並ぶ街を歩いていましたので、ビデオ撮影した時の画像から切り取りましたが、街ではこんな風にショーウィンドウに飾られて、ハンドガンからショットガン、ライフル等などが至極当然に販売されています。安いものは15万程度から、一般的な?ものは30万~45万位だそうです。

 

彼女の話ではタイ人なら買えるよと。詳しく聞くと、定職に就いていて精神上等のいくつかの問題がない人物と判断されたら買えるのだそうです。日常保持は許可証が必要だって。

 

しかし、昨日のニュースでは衝撃的だった・・・。

ピックアップトラックが急発進バックして、店舗の壁にぶつかる映像からニュースが流れた・・・バックするピックアップトラックのドライバーは、ショットガンを持った男に射殺された様で、車を運転中の男性はショットガンを持つ男を前方に発見してバックして逃げようとしたのでしょうか?そこを突然撃たれて即死だった様です。

 

その被害者男性の運転するピックアップトラックがバックして店舗にぶつかって停車する、その横を逃げる様に(犯人から逃げて居る)別の車が走り抜ける。

 

その逃げる車の後方には、手にショットガンを持った男が堂々とゆっくり歩いて来る。殺人を犯した犯人は、仲間の車の後部座席に乗って逃走。その後の警察の捜査で犯人は断定出来たので、警察の情報を得たTV局が元友人であった僧侶に犯人がどういう男だったのかインタビューしている。まるで薬でもやっていたかのように突然、見知らぬ人をショットガンで射殺した男。

 

殺人を犯してからゆっくりと歩いているところに、仲間の車が急速度で近づき犯人を乗せて逃走したのです。

 

このニュースは2024年4月3日現在の夕方のTVニュースです。

 

この事件を見ていた二人は、正直言うと、またか・・・って印象で見ていました。

 

彼女と一緒に居た昼過ぎのヤワラート(中華街近く)の交差点あたりで、クラクションがけたたましく鳴った。二人はその方向を見ると、赤いアウディが別の車を幅寄せして交差点内に停車させました。丁度、二人の目の前5メートル位の位置です。

 

タイの車ってフィルムを貼っているので車内は一見してみる事が出来ませんが、この時、赤いアウディの男は助手席側の窓を開けて何か叫んでいます。対する車側の方は何やら誤っている様子。(と、いうよりこの手の基地外は、自身が警察官でもない限り静止は不可能ですよね。)

 

で、窓が開いたので陽の光が差し込み車内が確認できました。

 

すると、赤いアウディの男が銃を手にして、叫び続けます・・・。ヤバい!

 

そう思った矢先、アウディの男が私たちに注意を払い、別の車の運転手に「銃を向けて手で合図を送り、あっちへ移動しろ!!」的に移動を命じて、二台の車は別の場所にゆっくり移動して行きました。どうなったのか?その先は解りません。しかし、人気の多い町なのでその辺で撃ち殺すなんてこと迄には成らなかった様子。晩のニュースには殺人事件のニュースなどはありませんでしたから。

 

この他にも、彼女と友人が食事中に、店内で喧嘩が始まって、一人の男が銃を取り出し、喧嘩相手に向かって発砲。流れ弾が一緒にいた彼女のテーブルに飛んできて、一緒に居た男性のお尻に命中。傷を負った彼は、痛みも感じずに居たそうです。

他の友人がお前血が出ている!と被害男性に云うと、初めて自分が銃で撃たれたことに気が付いて、自分のお尻辺りからの流血を見て自分が撃たれたと気がついたら、気を失って椅子から崩れ落ちたというです。少しずれていたら仲間の誰かが、あるいは彼女も死んでいたかも知れない。

 

タイのニュースでは、毎日暴力事件などを特集して放送しています。男性が女性を車から引きずり出して、路上に横たわった女性の頭を思い切りケリ倒し殺人する映像などもニュース映像として流れます。(ぼかしはありますが)

 

また、近所の人の通報で銃を持った男が隣の家にいると通報を受けて駆け付けた、警察官が男に「銃を捨てろ!少しも動くな!」といいますが、男がこれを無視して、動こうとした矢先警官は発砲して、その場で射殺しました。

 

一瞬です。これもニュース映像です。警官の制止を無視して手には銃を握ったまま動いた男は即射殺。これもタイ王国の実際なのです。

 

それ程に銃の所持率は高く、犯罪が増えているからこそ、警察は躊躇せず対応するということなのでしょう。私たちが普段目にしないこういった事件や事故が、実は沢山起こっているってことも、観光で来られる際は、充分に知ったうえで楽しんで欲しいと思います。

 

ぶっそうな場所や時間帯に街を出歩かない、トラブルを避けて、是非楽しいタイ王国の思い出を作って帰って下さい。

 

※盗難は非常に多い国です。私はスワンナプーム国際空港に駐車している間に、車から電子機器大量と高級サングラスメガネ等が入った金目のバック一式80万円相当を盗まれました。屑〇〇〇が犯人だと思いますが、哀れな連中なので、くれてやります。闇市で販売するか自分で使用するのでしょう(笑)

 

因みに私が借りた自宅マンションは鍵が5個も付いている物件でした・・・。貴重品は自宅には一切置きません。貸金庫などに預けます。

 

銃砲店の映像と場所は以下の動画後半