毎度のマーケットですが、毎回違う物を買って食べての贅沢な散歩。そもそも実家の買い出しに合わせて一緒にマーケット散歩しているので、顔見知りもチラホラ出来てきました。(マミーは足を手術されて少し不自由なので、籠に入れた品々の車への積み下ろし等は私の役割。実家へ行くと毎回美味しい郷土料理を振舞ってくれる優しいマミーです。)

 

今日はココナッツの花(稲穂みたいな部分)のジュースです。10バーツSサイズから選べます。とても甘くて砂糖が入っているんじゃないかって位ですが、一切砂糖は不使用だという。確かに自然な甘さで、口に入って後味がくどくないです。氷で冷やされているので美味しく全部飲めちゃいます。一口目はどうしても「あまっ!」て感じでしたが、氷でキンキンに冷えると甘みは抑えられますので、徐々に丁度いい感じになって来ました。間もなく4月の一番暑い時期を迎えるタイで、氷の入った冷えた飲み物は実に美味しいのです。それが自然の賜物とすれば、尚更に美味く感じますよ。

 

それと、僅か20バーツのハンバーガーです。レタスとトマト、チーズの乗ったチキンバーガーを買いました。文句なしで美味いです。ドムドムのハンバーガーみたいな感じ(伝わらないって・・・)。チキンですがミンチ状にして焼き上げています。どの部位かは分かりませんが絶対にモモじゃないって分かるけど、ミンチも味付けが程よくタイにありがちなショウガやニンニクの強い風味はありません。この品質で20バーツはやはり安いって感じます。セブンイレブンのパン系なんか買う気にならないのは、こういった品々がマーケットには沢山あるからですね。

ソースも過剰に掛かっている訳じゃないので鶏ミンチの風味もしっかりあって美味しい家庭の味って感じですが、満足のゆくものでした。

 
 

こちらの ปลาทู プラトゥーという魚、あちこちで見かけます。鯖科の魚らしいです。首を折って折りたたむようにして売られています。なんでこんな形で売っているのか?彼女に聞いてみましたが知らないって(笑)むかしからそうやって売っていると・・・。で、調べたら、いろんな説があるみたい。内臓を取り出した後にハエ等が入り込まない様に、腐敗を遅らせる為だとか、収まりがいいから、なんとかかんとか・・・。ま、いいや。

で、この魚、普通に美味しい魚です。鯖科なので鯖みたいな味もしますが、日本の旬で脂の乗った最上の鯖とは違います。まあ、程よい脂の乗りにいま一歩くらいでもちっと淡白かな?

 

しかし、安くて美味しい事に変わりありません。大きさによって値段が違いますが、魚の好きな日本人ならどれを買っても充分に満足できるのでは無いでしょうか?蒸篭で蒸してありますので、私はこれを軽く焼いてカオニャオ(5バーツ)と食べるのが好きです。

販売している笑顔のお母さんは、マーケットにちょろちょろ来る私の顔を覚えてくれていて、(実はこちらで買った事はないんだけど・・・実家のマミーが他で買ってくれるので。)目が合うと手を振ってくれます。私も一緒に手を振る大人の関係性です。(笑

 

随分前にビデオ持って撮影しながら歩いていたら、自分から「撮って!撮って!どこから来たの?」って、にこやかで優しい感じの方です。

 

卵を売ってらっしゃるこちらの方も、私が写真を構えると、左端で椅子に腰かけて客待ちしていたのに、カメラを向けた方に移動してこの様に記念写真モードの明るく優しい笑顔で迎えてくれます。やっぱり「どこから来たの?」って聞いてくれます。

「日本です!イ〜プン!い〜ぷん!」なんつって応えるだけですが(笑)

ここのたまご、サイズ次第ではかなり安いです。Lサイズで30個で120バーツ(480円)でしたので。でも、30個Sサイズ110バーツは高いです。(笑)ディンデンなら36個入っています。

 

この日、アユタヤ方面から帰る途中に見た卵の店は、道路脇に沢山のトレーに配置された生卵をいくつも並べていて、その量がザっと4トン車一台分程ありました。道路脇の卵屋さんにしては、過去最高の量でした。24時間そこで売っているのでしょうか?

あれほどの卵をいちいち陳列と撤収を繰り返すことは非効率すぎる気がしました。

大きな国道なので車が止まって買っていますが、しかし凄い量です。アユタヤからバンコクに帰るだけ動画に映っていると思うので探してみました。

 

タイのローカルなマーケットや暮らしって、本当に自分にはあっているなあと実感する日々。まだまだ、知らないタイローカルを味わおうと思います。

 

最後までありがとうございました。