日本だけでなく世界中何処にでも、
残念ながら、人種差別や男女差別等々、様々な差別はあります。
言うまでもなく、差別は人々の分断を生み、
争いの元となり、殺伐とした環境を作ります。

海外に居住していても、様々な環境の違いはあって、
移住・留学と、駐在では、かなり状況が異なります。
又、子供の時から、見ず知らずの他者を助けることが当然という海外の環境で過ごし、
子供の時から、当たり前の事として寄付やボランティア活動をして来た方々も居れば、
そうでない方々も居て、
それぞれに海外居住時期や期間などが異なれば、
及ぼす影響にも、差異があって当然でしょう。
更に、これらの事実に加えて、
もともと持っているパーソナリティーの違いも各々にある訳ですから、
皆意見が一緒、ということは有り得ません。


結局、万人に問われていることは、

「あなたは、助けが必要な見ず知らずの他者に対して、どうしますか?」

という事でしょう。


ボランティア活動や寄付だけに限らず、
各々が出来ることをして人助けをすれば良いと思いますし、

私が申し上げるまでもなく、当たり前の事でしょうが、
ボランティア活動や寄付をする方々も、される方々も、
卑屈になる必要もなく、
言い訳をする必要もなく、
双方共に、堂々としていれば良いでしょう。
卑屈になったり、言い訳をしている方が、むしろ品が無いでしょう。



地球「人助けランキング、日本は世界最下位」英機関 日本は冷たい国なのか ホームレス受け入れ拒否問題 (飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース


イギリスのチャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が、
2009年から毎年、世界の国々を対象に、
人々のGiving(他者に与えること、寛容度、人助け度)の状況を調査して発表している
“World Giving Index”(世界人助け指数)の結果が10月に発表された。

2009年から毎年行われているこの調査では、
「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、
「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、
「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」、
という3つの観点から各国の人々にインタビューを行い、
各国の寛容度を採点している。



CAFは、2009年から2018年まで10年間に渡り、
125ヵ国以上の国々を対象に、130万人以上の人々にインタビューを行った。
そして、この10年間の調査データを集計した“World Giving Index 10th edition”で、
10年間の総合ランキングを発表したが、
日本の結果は惨憺たるものだ。

《日本の総合順位は、126ヵ国中、107位。》

先進国の中では、最下位だ。

上位10カ国は、1位アメリカ、2位ミャンマー、3位ニュージーランド、
4位オーストラリア、5位アイルランド、6位カナダ、
7位イギリス、8位オランダ、9位スリランカ、10位インドネシア。

《注目すべきは、調査した3つの観点の中でも、
「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」
という観点で、日本は125位と世界最下位であることだ。》
この観点でボトム10の国々は、殆んどが現在またはかつての共産主義国だ。
そんな国々よりも、日本はランキングが低く、世界最下位なのである。

この結果をどうみたらいいのか?
データが全てとは言えないが、このデータだけに従えば、
日本は世界でも最も人助けをしない国ということになりはしないか?

今回の行政のホームレス受け入れ拒否や
それに賛同している人々が少なからずいることを考えると、
この結果は日本の冷たさを表しているかのようにも見える。

ちなみに、日本は、「寄付をしたか」では64位、
「ボランティアをしたか」では46位。
つまり、「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」で最下位であることが
総合順位を落としているということになる。




















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