バッタンバンの市街地は、フランス植民地時代の街並みがよく残っている。


 入りこんだ路地によっては、南フランスにやってきたのではないかと錯覚してしまうくらいだ。


 バッタンバンは広東や福建からやってきた華僑の多いところだから、その街並みはカンボジアと中国とフランスの3つの融合とでも言うべきだろうか。


 市街地の中心には、華僑学校がある。




 小学校がある。


 カメラを向けると、子どもたちがピースをしてくれる。


 街並みが魅力的だからか、移住してやってきた先進諸国の人たちが経営していると思しきカフェやバーなどが目についた。
 こういう東南アジアの田舎町(とはいうもののカンボジア第2の都市である)でカフェなどを営みながら暮らせたら、幸せではないだろうかと思う。