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久しぶりに本を読みかけている。


去年話題になって、

図書館に予約していたのが

やっと手元にきた。



9つのおはなしの入った短編集。

集中できない今の私に

ちょうどよい分量の

ちょうどよい刺激の

短編が並んでいる。


表題作の「サキの忘れ物」が

とてもいい感じのする話で

次々と読んだら

なんだか不思議なはなしもあって

飽きさせない。


読書の楽しみを

再確認した私の脳が

クラクラしている。


「サキの忘れ物」の舞台の一つが

病院の喫茶店なのだけれど

その本を携えて

私は今、

チェーンのカフェにいる。


本を読もうと思ったけれど

いろんな人がいろんなことをしているのが

楽しくて、見ている。


お勉強したり

PCで動画を観たり

映像付きのチャットしていたり

漫画の原稿を描いていたり

なんと手芸をしている人もいる。


さっきはフェルトを

ハサミで切っていたけれど

何ができるのだろう。


楽しくなってきた。