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いつのまにか絵本さえ積読本になっていました。

読みたいなと思って借りてくるのにね。

表紙を見て気になるものを

ひょいと借りてくるのが面白いです。



表紙のアライグマが可愛らしくて。

赤ちゃんにママの愛情を

取られてしまったように感じるお兄ちゃん。

でもママはちゃんと二人とも大好き。

「わかってるって」というタイトルは

ママの気持ちはわかってるよっていうことみたい。

お兄ちゃんになりたての子に読みたい。



ホテルの見習いコックさんのステファンは

パティシエになるのが夢。

だけれど今は下働きばかり。

ある時気難しいドローネ公爵夫人が来るというので

ホテルはちょっとしたパニックに。

絵が賑やかでかわいらしくて楽しい。



この絵本、子どもの頃に読んでいて

なんだか心がふわっとするような心地がした。

ゴミの島に捨てられた家電製品たち。

まだまだ働けるのに、と愚痴をこぼす。

ある時カミナリが落ちて、通電するのだけれど

やっぱり仕事をしたい。

そんな島にカミナリおばさんが現れて

クリーナおばさんはカミナリ山で

幸せに働くことになった。おしまい。


子どもの頃の自分はどこに魅力を感じたのかな。

と思いながら、今読んでも嬉しくなる。



大阪弁で翻訳されているから

エセ大阪弁で音読してみる。

ペク・ヒナさんの絵本はいつも

人生の機微が描かれていて

じわっと感動する。



お一人さまの静かな生活を楽しんでいた

ヘンリエッタさんのところに

ひょんなことでガチョウのひよこが

やってくる。

ヘンリエッタさんがガチョウとしての

教育をするところがかわいい。

優しいふんわりとした絵も素敵。



かがくいひろしさんの絵本は

個人的に絵がちょっと苦手かも。

と思っていた。


だけれど、これは面白い。

やかんや急須やジョウロたちが

集まって、湯を沸かして雲を作って

雨を降らせる。

単純なのだけれど

それぞれのキャラクターがかわいらしく

画面を上手に使ってあって

壮大さまで感じる。

雨がぽつんぽつんと降り始めたら

なんだか感動して。


些細なことをこうやって表現出来るのは

本当にすごい。