本日もご訪問ありがとうございます。

 

直木賞、芥川賞、発表されました。

「平場の月」が選ばれなかったのは少し残念。

 

直木賞は大島真寿美さん

 

芥川賞は今村夏子さん

 

どちらもまだ読んでいません。

今村さんは気になっている作家さんなので、

読みたいと思います。

 

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さて、今日は、これを読み終えました。

 

女の子を授かった友人に

「フェミニストに育てるにはどうしたらいいか」

と問われて書き綴った手紙。

 

著者にとっては、フェミニズムは

「前後の文脈による」という。

 

「フェミニストの道具」として、

①前提として、自分が大切であること。自分が相手と対等に大切なんだということ。

②それを逆にすると同じ結果になるか?という問いかけ。

を上げ、本当にわかりやすくジェンダーの問題を取り上げている。

 

すらすらさらさらと読み進めてしまえるけれど

そこには、見落としがちな、

それでもとても大切なことが綴られている。

 

何度でも読み返したい。

 

「男も女もフェミニストでなきゃ」と同じような装丁。

手に収まるような

小さなハードカバー。

カバーと本体の色合いがきれい。

つまり美しい装丁。

 

たたずまいが、

私好みの本。