夜、歩いてスーパーに行く。
夏独特の
若い子たちが狂気の空気を
発散している

とぼとぼと
スイカを抱えて歩く
憂鬱と一緒に歩く

病院のベッドには
苦痛が寝ている

そんなことを思った

言葉、気分、
そんなところ

どうってことない
気分といつも一緒で
したくてそうしているような
でも取り払うことのできない
もの

気分なんて、
どーにでもなりそうなもんじゃない

くだらない