4/8から新学期が始まりました。

いよいよ4年生(7セメ)となり、研究室に配属となりました。

いやー、早い！

1,2年生の頃

この専攻を志望し、成績順で決まるため、必死になって勉強していたときの様子…

モーニングコールを始めたときは、まあ、声が聞けるのもいいなって思っていたのが、あまりにも起きなくて私まで頭を抱えてストレスになっていった様子…

そんな当時の苦労が、走馬灯のように脳裏を駆け巡ります…

そして、

やっと4年ですよ。うっ…嬉しい！

いや、待て、8月に院試が控えているぞ…

＊＊＊

研究室配属に至るまでの流れ

注：娘の専攻の場合です。学生数が少ないため特殊かも。

3年生後期を終えた2月頭に、教員陣による「研究室説明会」があり、その後に、学生がそれぞれの第一志望の研究室を提示しました。

それまでに、各自で研究室訪問を行い、学生同士で、どこを志望しているの？と探り合いもあります(笑)。

娘の専攻には、教授〜助教十数名(16名?)の教員がいらして、各研究室に2名までOK。

一方、学生は10名程と少ないため、上手い具合にバラけるそう。

そして、娘たちの代もうまくバラけ、娘を含む全員が、それぞれの第一志望の研究室に決まりました！

娘の代は、あっさり決まりましたが、

1つの研究室に3名以上志望者がいて、誰もが譲りたくない！という場合は、どういうふうに決めるかを学生同士で相談し、成績順になる場合もあるそうです…。

志望する研究室を決めた経緯

娘自身は志望する研究室を、どう決めたのか…。

娘の場合、元から研究したい方向性が決まっており、

3年生夏休みに、2つの研究室(A,B)を個人的に訪問し、研究室Aに決めていました。(→研究室をA,Bと示します)

しかしながら…

また迷いが生じて、その後、再度、AとBの2つの研究室を訪問していたようです。

結果的に、当初希望していた研究室Aではなく、研究室Bに決定しました。

＊＊

そのことを聞いたとき、親(私)的には、「本当にそれでいいのね？」と意思を確認しました。

というのも、娘は、大学受験以前から「超新星爆発」に興味があり、その研究をしたいと希望していたのですよね。

それは研究室Aなのです。

★ 小学校の頃に読んだ小説が、宇宙への興味の原点になりました。↓

『他：進路を決定した更なる原点はどこか(小学生編)』なんとか長年の夢を叶えて、志望専攻に駒を進めた娘。以前、この専攻を目指すことになった原点を記事にしました。↓・進路を決定した原点はどこか『他：進路を決定し…

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★ こちらの大学院(外部)で「超新星爆発」の研究体験をさせて頂きました。↓

『大2：大学院(外部)での物理系研究研修・2回目』娘が2年生夏休みのとき、「外部の大学院での物理系研究研修」に参加しました。そのときの記事はこちら↓『大2：大学院(外部)での物理系研究研修』娘がこの夏…

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そのため、

娘から志望理由を聞いたところ…

「超新星(時間軸天文学)を研究したいと思っていたけれど、もっと銀河の広い視野で研究したいとも思っていてね。なので、2つの研究室ですごく迷ってた」

「研究室Aは、教授にカリスマ性がある上、人柄が素晴らしく、面倒見も良い。すごく気に入っていて、夏の時点では、こちらに決めていたんだけど、3年生後期のゼミで高エネルギー天体(超新星等)を学んだら、ちょっと違うかも…と思って。銀河も学びたい、理論ではなく観測にしたい、と思ったんだよね」

補足：天文学は、理論と観測に分かれます。

「しかも、超新星に絡めた広い研究をしてみたいと伝えたところ、それは研究室Aではやれないと思う、と言われたんだよ」

「研究室Bの教授も人柄が素晴らしく、優しく穏やか。教育熱心で面倒見もいい。そして、どちらの研究室も、学生をバンバン海外に行かせる方針で気に入っているのだけど、研究室Bのほうが、研究とかで、より早く海外に行かせてくれるみたい」

「海外に行くには、M2(修士課程2年)までいることが最低条件みたいなものがあるから、院試で合格したら、M2まではこの大学にいるよ。(もしD進する場合はDで東京に戻ると思う)」

「余談だけど、理論の研究室は、アウトリーチ活動禁止だから、元々そこは志望していないけれど、私的にはナシだね」

＊娘は1年生の頃から様々なアウトリーチ活動をしており、多様な人と出会うことが生きがいなのです。

まあ、そんなかんじでしたね。

他にも、様々な情報があり…

研究内容の合致は勿論のこと、

自分の目的に合わせて、情報収集はしっかりしたほうがいいんだな、ということが理解できました。

さて、娘の決断が吉と出るのか…

それは、これからの探究心にかかっているかもしれません。

＊＊＊

さて、4月頭には、

娘の専攻では、専攻全体でのお花見があり

(集合写真をざっと見たかんじでは、女子率15%でした。想像より多いかも!?)

更に、

研究室でのお花見と歓迎会(娘と同専攻の男子の2名)がありました。

ここで研究室所属メンバーと初顔合わせとなり、

娘は、

「教授は穏やかだし、皆んなすごく人柄が良いし、ホントよい研究室を選んだよ」

と喜んでいましたね。

＊ちなみに、M1とM2の先輩方はアウトリーチ活動で共に活動をしていたので、元から人柄の良さは知っていて、仲が良い方々なのです。

そして、

いよいよ7セメの授業も開始！

院試のことを考え、なんと、娘は極限までコマ数を減らし、

ゼミ以外のコマ数は、2コマだという…。

そういうもんなのかしら…単位修得数はOKらしいけど

大4：研究室配属