私立小学校に進み、娘にとって、この学校の特色を十分に吸収したように思います。

臆せず自分の意見を言い、やりたいことには果敢に挑戦する、好奇心旺盛、勉強を楽しみ、学校を楽しむ、素直で子供らしい子供。ママ友からは「ザ・○○(学校名)」と言われるほど。ここで娘の土台は作られた気がします。

娘だけではなく、お友達も同じで素直で優しい子ばかりでした。

 

 

入学した当初はこのまま中高へと進むつもりでしたが、私のなかで心残りがありました。

それは私が憧れていた芸術に特化した中高一貫校の存在です。(私が芸術好きなこともあり)

 

実は、小学校受験前に、公立小に進みこの美大付属校を受験するか、小学校受験してそのまま内部進学していくか、どちらが良いのか迷ったときもありました。

 

 

娘が小4の頃、初めて、娘と一緒に、その美大付属校の体験教室や文化祭に行きました。

娘は一発で気に入り、「天国のような学校だね!」と言いました。

そして、受験を決意することになりました。

 

 

それから、まさに小学校受験を彷彿させるのですが…。

田舎育ちの私は、むろん中学受験に関しても全く無知でした…。

 

調べていくうちに、どうやらその中高一貫校は難関校ではないことが分かったため、定番の新小4からではなく、新小5から塾に行くことにしました。

 

 

 

 

さて、塾選びに関しては頭を悩ましました。

 

低学年や4年から塾に通っている園時代のお友達に相談しました。

最初は個別でいいんじゃないかと思っていたのですが、偏差値は伸びないよ、と反対派が多く、集団塾へ行くことを決めました。

…が、場所柄あらゆる塾が揃っているのです。

 

 

まずは、近隣にある、代表的な個別塾3箇所、そして、大手集団塾3箇所を巡りました。

 

個人的な考えでは、成績でクラスが分かれるのは良いですが、成績順で席までが決められるのには反対でした。

席まで決めるのは正直なところ意味不明です、もし自分だったら絶対に嫌だからです…汗。

 

そして、受講する講座(授業)を自分で選択できる、というのがよく、必ず全部取らなくてはいけない、というのにも反対でした。

 

そのため、それが可能の塾は一箇所しかなく、その大手集団塾Wに決めました。

 

 

 

お友達はいずれもそれぞれの塾の最上位クラスに位置しており、我が子も頑張れば半年ほどで上のクラスに行けるんじゃないか?と妄想したりしました。

 

しかし、新小5になり、いざ大手集団塾Wへ入塾すると、そんなことは夢のまた夢、皆んなどんだけ天才なの!?と、現実を知ることとなりました。

 

 

それから、怒涛の受験生活が始まったのです…。

 

 

中学受験2」へ続く