不動
火曜日、キッチンにいると、
リビングからテレビの音が流れてきた
サッカーと野球それぞれの代表チームの話題らしい
なんでも明日の水曜日、オランダとの
練習試合があると言う
幸いバイトが休みの水曜日
これは楽しみが増えたと、散髪を終えて
いそいそと帰ると、侍ジャパンの試合だった
代表チームの場合、打順はその時折々で変わる
各チームでの役割が大体は反映され、
クリーナップが1・2番を打つ事も
リードオフマンが4番に抜擢される事も少ないが
それでも多少はいつもと違う打順なので、
今、何番打者が立っているのか
画面だけからでは即座にはわからない
しかし、最近に至っては、
応援しているチームでも、結構打順、
時には守備位置も触ってくるので、
特にラジオ中継だと、試合の流れが
掴みにくい
昔なら、三番サード長嶋や
四番サード掛布のように、途中からラジオをつけても
例えば「ノーアウト1塁、バッター岡田」なら、
ランナーは掛布で、サードとセカンドの先発メンバーも
わかったものだ
いつまでも昔は良かった!とは、言いたくない反面、
サッカーでも野球でも「不動のオーダー」と言う、
強烈な個性を持ったレギュラーメンバーで
固めて欲しいと言う願望は、いつまでもある
先人
ファーストペンギンでしたか、
行動として最初に海に飛び込むペンギン
その勇気があってこそ、次に繋がっていく
何事に置いても、最初に行動に出るてのは、
本当に勇気のいる事
それが未知の領域なら、なおさらのこと
空を見上げていると、
鳥が上昇気流に乗っている
気持ち良さげに翼を広げているが、
あの鳥にしても、長年の進化の末に
辿り着いた姿だ
最初に飛んだ鳥は、どんな気持ちだったのだろうか
フグには毒がある
それは先人が命を持って証明した事実
そして、彼らのおかげで
その毒を取り除いて美味にありつける
最初に飛んだ鳥の気持ち
身を持ってフグの毒を見つけた先人
彼らからの流れの上に、今がある
ナマコだって、あれを食おうとした先人がいる
ナマコが苦手な私としては、迷惑な事をしてくれたと、
少し思わざるを得ない




