七夕祭りの夕暮れ、三回目の『jazzと常磐津ライヴ』が開かれました。

演目は『小夜衣』かつて湯島での会で五度語り、また、新年会では独吟もしたことがあり、ほぼ全てを暗記しているほど、大好きな演目です。

ところが、こまったことがありました。

常磐津は師匠によって節回しや間が違うのです。

今回も師匠の光勢さんと、私の師匠とはちがうのです。

よく覚えてるがゆえに、新しい節や間か取りにくく、つい覚えた節か出て来てしまうのです。

一度ついた癖を直すのが大変なように、一度覚えたものを変えることに四苦八苦しました。

が、光勢さんの熱心なご指導と、千寿太夫さんか見守ってくれたお陰で、無事終えることができました。



お客さんに、お世話になっているダンサーが、わざわざ遠望から仲間と来てくれました。感謝してます。

Jazzも今回はしっとりとした曲が多く、飛び入りの男性のさりげない語るような歌も、ジーンと心に響きました。

去年8月に軽い気持ちて再開した常磐津。まさか一年立たないうちに、3回のライヴと内幸町ホールに出演できるとは、なんて幸せなことでしょうか。

さてまた、次はいつか。

出し物が間に合うでしょうか。