こんばんは。
お久しぶりの更新です。
2月の1ヶ月間、足先の骨折に伴いスローな生活をしていました。
ちょうど1ヶ月を経て、今日。
固定も外れて、ほとんど普通に歩けるようになりましたよ…!!。゚(゚´ω`゚)゚。
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そういう訳で、この間は、動けないけれど…お家でできること…
たくさん読書をしました。
好きなので、読み出したら止まらない!
まずは、自分の手持ちで読みかけの本から読み出して…
森見登美彦氏の『有頂天家族』から、久々、森見熱再燃しちゃいまして!(笑
"四畳半”とか“乙女”とか”“宵山”とか…続々と再読破。
図書館にある本をあれこれ検索しているうちに、
竹取物語 森見登美彦新訳を見つけました。
↓これ!
*アマゾンのページへリンクです。
ストーリーはよく知られている“かぐや姫”のそのものですが、登美彦氏の言葉のリズム感とか、求婚してくる皇子たちのキャラクターの描き方とか…面白かったです!
他にも、作家さんたちの新訳で『伊勢物語』・『堤中納言物語』・『土佐日記』・『更級日記』が収められている一冊です。
タイトルは、知ってるけど…実は、イマイチどんな物語や内容なのか知らない作品ばかり!
現代語訳なので、とーっても読みやすい!
古典 = 小難しくて嫌厭しがち… みたいな概念、ひっくり返りますよ。
伊勢物語を読み終えて、今、堤中納言物語のを読み進めている最中ですが…
平安文学、和歌がたくさん登場します。まさに、“雅(みやび)”!
この全集では、和歌も意味解釈をしていてくれるので、馴染みやすいです。
伊勢物語は…恋の歌が多いのです。
浮気症な男性や女性、一途な人々…いろんな人間模様が垣間見えます。
なんか、現代より恋愛や色恋沙汰に大らかというか…自由な感じを受けました。
読んでて、静かながらに鼓動が早まっていくのを感じ…ドキドキしてるやん、私!!と我にかえるのです。(笑)
ちなみに、堤中納言物語も、最初のお話の題が《美少女をさらう》です。
めっちゃ、意味深。興味を惹かれますよね〜。
ど…どういう話なん⁈みたいな!(笑)
面白いんです。
平安の時代も、今も、人が想うことや考えることって…
案外、変わらないものなのかもしれないなぁ。
なんて思ったりします。
“池澤夏樹さん 個人編集 日本文学全集”
古事記や、源氏物語を収めた巻もあります。全30巻!
ステキなコンセプトで、読みやすくて面白い!素敵な日本文学全集を作ってくださったものです!
有り難や、有り難や!!
ちょっと日本の古典文学の世界、のぞいてみませんか^ - ^
