第69作の海燕
彫り終わりました。
硬い杢木地の色濃い部分になりますと、谷線などが、どうしてもザラっとした感じになってしまいます。
駒作りを始めたばかりの方には、余り力を入れない様にとアドバイスしますが、硬いと力も入ってしまい腱鞘炎気味です。
王、玉将は、花押を書く関係で、先に彫って漆入れもしてますが、写真を撮るのを忘れてまして💦
漆入れ途中の写真です。
これで、漆入れ2回目の乾燥後。
最近は、艶消しを使って兎に角薄く入れる事を目標にしてます。
この状態ですと、部分的に色が薄い所が有るので、3回目は、薄い所をメインに入れる事になります。
薄く入れるポイントは
真っ黒にしようとしない事。
そのためには、持って来る漆の量を少しにする事。それを満遍なく彫り後に擦り込む事でしようか。
早速目止めに移ります。