第7作目の魚龍が、なんとか令和元年中に彫り上がりました。


桂馬が最難関と思って居ましたが、銀将も辛い、金将では印刀が切れず・・・


案外、龍馬、龍王は楽しい。


そして、王、玉将は、また苦労する感じでした。











太字の部分が多く、書体の細かな特徴的な所を再現しようしましたが、それも有って、1枚彫るのにかなり時間がかかりました。


理想としては、例え苦労して彫っても、彫り上がりは、チャチャっと彫りました! と言う感じを出したいのですが(笑)、複雑な書体であるので、苦労しました感が出てしまいました。


彫りでこれだけ苦労が多いので、次に魚龍を作る時は、彫埋めにしようと、心に決めましたσ^_^;


漆を入れたらどうなるのか。
書体の良さが出てくれれば良いのですが、不安でも有り、楽しみでも有ります。





そして、素彫りの駒を眺めると、格好良いんです。
苦労が報われる瞬間です。






令和元年は、駒作りをはじめて、いろいろな方にお世話になりました。ありがとうございました。


これからも、もっともっと良い駒が作れる様に精進してまいります。


皆さまも、良いお年をお迎えください!