第7作は、魚龍にしました。


最近の書体の中では、バランスや勢いの良さなど、後世に残る素晴らしい書体だと思います。
魚龍一字と魚龍は、共に大変人気の有る書体で、最近、特に多く作られています。


魚龍師は、書家であり、関西駒の会に所属し、ご自身も駒を作られています。
たまたま6月の駒研例会でお会いし、私の稚拙な第1作 魚龍一字を見ていただきました。



いつか作りたいと思っていた魚龍ですが、細かい所は、薬研彫りでどの様に彫って良いのか分からない所も有り、なかなか手強そうです。





今回の木地は、大振り、厚めの中国黄楊の斑入り柾目です。派手な斑では有りませんが、磨いてどの様な表情になるか楽しみです。




恒例のはじめの一歩




歩兵は、数が多くて飽きるので、10枚彫った所で、香車に移りました。



魚龍は、太い所が有るので、浅彫りで頑張ってみます。


浅彫りで輪郭を綺麗に出すのは難しいのですが、魚龍一字を2作彫ったので、浅く彫る練習になりました。


一月の中旬を目標に無理せずゆっくり彫りたいと思います。