不思議な夢をみた。
かみさんと小さかった頃の長男を自転車に乗せて走っている夢…
そして何故か私の会社に向かっている。
でも、風景はいつもの風景ではなく
全く見たことの無い風景だった。
工事中のトンネルがあったり
ちょっと小高い丘の畑の中だった。
突然霧が出てきた。
何故か自転車をこいでいるのに
一番後ろに座っているぱずの
長男の膝小僧が見えた。
長男の膝小僧には瘡蓋があった。
長男に〝それどうしたんだ?〟と聞くと
長男は〝鉄棒の…で転んだ〟
よく聞こえなかった…
そこで目が覚めた。
目覚めた時、なんとなく懐かしい気持ちになった。
タイムスリップしたかのような夢…
でも時間が経つにつれ
どうしようもない焦燥感に包まれた。
あの時あーしておけば良かったとか
こうしておけばとか良かったとか
後悔ばかりが溢れてきた。
父親として夫として
そして人として未熟な自分に苛ついた。
あの頃に今の自分が戻れば
もう少し違った人生になるんだろうか?
妻も子供たちも…