前庭神経炎の入院生活から退院して2日が経ち
一応歩けるという状態になりました。
一応というのはまだ10分程度の道のりの往復しかしていないからです。
この日はイヌの散歩もリハビリメニューにいれてみました。
少しだけイヌのことをかきます。
前庭神経炎が発症した当日は以前ブログに書いた通り近くの大きな公園へ行っていました。
この公園にはドッグランがあるのですが
家のイヌはドッグランがキライです。
散歩中は他のイヌに興味がないのか、向こうから寄って来ても無視します。
かなり積極的に好意を持って近づいてきた場合は逃げます。
で、ドッグランでは周りのフェンス越しに覗くだけでも思いっきり逃げようとリードを引っ張ります。
相当キライみたいです。
小さい頃はよくドッグランに連れて行っていましたが、他のイヌとは一緒に遊ばず
彼はフェンスの内側を一匹で歩いて、たまに他の飼い主さんのところへ行って構ってくれと声をかけていました。
そして、前庭神経炎で入院する当日の夕方
そのドッグランをいつも通り外から見ていた時のこと…
リードからイヌが抜けて脱走したのです(汗)
全然止まりません。むしろドッグランが嫌だから物凄いダッシュで逃げていきます。
この時、私は3ヶ月の娘を抱っこひもでしっかり抱っこしておりうまく走れませんでした。
イヌは奥さんがリードでつないでいました。
奥さんはスポーツが苦手で、あまり走れません。
タイミング悪く、どちらが追いかけても全く追いつかない状況でした。
一瞬の出来事でしたが、奥さんがとりあえず走って追いかけます。
一度公園を出たところの歩道で🐕がペースダウンしたように見えました。
「よかった、つかまりそうだな」
ホッとしたのもつかの間、車が行き交う横断歩道を🐕が走って横切ったのです。
「やばい。。」
幸いにも車は止まってくれました。
その後通りすがりの女性が渡りきった歩道で🐕の脱走に気づき🐕の行く手を止めてくれました。
「助かった」
と安堵をうかべたのもつかの間、その女性をかわし再び車道に戻り逃亡する家の🐕。
走れない奥さんが必死に追います。
そして、片側一車線の道路で対向車線から車が来ました。
私からは駐車中のトラックに隠れて奥さんと🐕の姿は見えません。
次の瞬間、対向車線の車が止まり
トラックのかげから🐕を抱いた奥さんが現れました。捕まったのです。
車にびっくりした🐕の動きが止まった瞬間、奥さんが死にものぐるいで捕獲したようです。
曰く、最後は本当に🐕が車にひかれそうだったとのこと。私はこの日の夜救急車で運ばれることになるのですが、🐕は無事でよかったです。
奥さんはもうこの公園には来ないと言ってました。トラウマになってしまったようです。
と、前置きが長くなりましたが
直前の散歩で脱走歴がある家のイヌなので
私のリハビリを兼ねたさんぽでも気は抜けませんという説明がしたかったのです。
そんなこんなで直ぐに疲れてしまった私とイヌのさんぽは僅か10分で終了。
この日はショッピングモールの往復に加えてイヌのさんぽをすることで
外の世界での自信を少しプラスした私でした。
ちなみにこの日の昼は家で食べたので
フードコートではありませんでした。
昨夜の夕飯になった豚汁が非常に食べやすく、夜、朝、昼と3食続けて食べ続け、ようやく少しだけ食べる量が増えました。
前庭神経炎で食欲がない方は、汁ものがおすすめです。