前庭神経炎の自宅療養2日目〜です。

朝目が覚めると

「おっ、何か少し普通の感覚になってるかも」

そんな期待は淡く散り、誤っていた事に直ぐ気づくのですが。。
ベッドから起き上がってトイレへ向かうと
フラフラ。フラフラ出てるよ〜(泣)
まぁ、前庭神経炎はそんなものです。

でも昨日よりは良くなっている感がありました。
きっと入院生活最終日は翌日退院できることが嬉しく、いつもより眠れない時間が長かったため
退院日は睡眠不足もあって体調が優れなかったのだと思います。

「昨日より(ふらつき感)ちょっといいかも」
僅かな感覚でも、この昨日よりはイイというのは前向きな気持ちになれる大切な感覚です。

そしめ自宅療養2日目は外出を試みました。
担当医からも、具体的なリハビリはないので
とにかく身体を動かして慣らしてくださいと言われ続けていたので

やったろうと、ショッピングモール行ったろうと。
気合を入れた感じです。
毎日少しずつ普通の生活で必要な動きの範囲を身体に、三半規管の神経に覚えさせてやろうと決心しました。

いざ玄関をあとにし、マンションを出てみると
これまでのような(入院前の)普通の感覚ではありません。

くらくら、フラフラするぞ〜。

病院内は所詮数十歩の移動なので、
いざ普通に徒歩10分の距離を歩いてみたら
全く勝手が違いました。

「うぅ〜外出辛い、やな感じ」
そんな印象でした。

やっとショッピングモールに到着しました。
食欲はあるんです。食べるまでは。
何食ったろう、そう意気込んでるわけです。

中華か、定食か、ラーメンか何にしよう?(ワクワク)

…やっぱいらない。
「僕うどんでいいです。奥さん好きなの選んで、それ少しもらうから。」

フードコートで美味しそうなニオイを嗅いだら
食べたい気持ちはなくなりました。

つい少し前の食欲がなくなってしまいました。

結局奥さんが選んだおろし醤油うどんを
その麺を、僅か2本食べるだけでした。

早く普通の生活に戻りたい。
そう気持ちを強く持ちながら、ふらつきながら気張って帰路につきました。

自宅療養2日目は外にでて
辛い思いし回復へ一歩前進。