J.K.ローリング 著
『イッカボッグ』 読了

ハリー・ポッターの著者JKローリングの新作。
元々は自分の子供達だけのために、ハリー・ポッターシリーズを書く合間に書き、子供達を寝かせる時に聞かせていた物語、
このコロナ禍で、自宅で過ごすことが増えた世界中の子供達、そして保護者の大人の人にも読んでもらいたいと思って、ネットで無料公開。
去年話題になりました
そしてその物語が一冊の本に。
『悪さをするとイッカボッグが来るぞ』
コルヌコピア王国は立派な口髭をもつ王さまが治め、豊かな黄金に嬉し泣きするほど美味しい食べ物に溢れる世界一幸福な国。
しかし、国の北部にはマーシランドという霧深い土地があり、伝説によるとそこにはイッカボッグという怪物が棲んでいました。
人々は皆、イッカボッグなんて子供を怖がらせるために創られた伝説にすぎないと思っています。
でもある事件をきっかけにこの伝説が利用されることになります。
王さまの側近達が私利私欲のため、イッカボッグが本当にいると人々に信じさせようとします。信じない者は反逆罪として排除され、そのせいで王さまの人気は陰りをみせ、豊かだった国は荒廃していきます。
やがて、不運に見舞われた4人の子供達が立ち上がり…。
イッカボッグの伝説の真実とは!
普通のファンタジーかと思ったら、とんでもなかった(笑)
バンバン人が殺され、投獄され、孤児院に連れられ、大人も子供も容赦なし…
続きが気になりどんどん引き込まれて一気読みしました。
面白かった~!
ただ児童書にしては残虐かな…。
『現代版「裸の王さま」』といわれていたのがちょっと分かる🤭
『生み継ぐ』、
今のコロナ禍の負のスパイラルを表してるような気がします。
そして、嘘をつくと、また嘘の上塗りをしざる得なくなってそれがどんどん膨れ上がって取り返しのつかないことになる…。
正しいものを見極める力が最も大切だな、とこの本を読んで感じました。
本には一般公募で選ばれた挿絵があって、その挿絵がとても素敵でした
日本の子供だけだったから、他の国の翻訳本にはその国の子供達の挿絵になってるのかな、どんな絵なのか気になるなぁ😊