結末がとても切なくて悲しい気持ちになるけど、その分記憶に残る絵本達。
・おにたのぼうし
(文:あまんきみこ 絵:いわさきちひろ)

とても優しいおにの「おにた」。
人間に色々してくれるのに、とても切ないラストで姪っ子は初めて読んであげた時に泣きそうになってました

『泣いた赤鬼』もそうだけど、実は根が優しい鬼の話は心に響きます。

・おおきな木
(シェル・シルヴァスタイン)

一本のりんごの木と一人の人間との話。
なんでも与えてしまう木、りんごの実をあげ、枝をあげ、最後には木まであげてしまい切り株だけに…
それでもなお、切り株を差し出して…
『きは それで うれしかった 』
愛とは見返りを求めず、ただただ与える事。
それが究極の愛の形…。
でも本当にそうだろうか。とても哲学的な絵本だと思います。
・スーホの白い馬
(再話:大塚勇三 画:赤羽末吉)

モンゴルの楽器『馬頭琴』の由来となった切なくて悲しい物語。

初めて読んだときは衝撃的で、とても切なくなりました。
白い馬の真っ直ぐで勇敢な姿が心にとても響きます。
・銀河鉄道の夜
(原作:宮沢賢治 影絵と文:藤城清治)

表紙が破れてる

もう有名過ぎて説明はいらないけど、
孤独な少年ジョバンニと、いじめっこを助けて海に飛び込んで死んでしまうカンパネルラが銀河鉄道で旅をするお話。
他人の為に自分の命を犠牲にした心の清い人達が乗車してくる銀河鉄道は、天国へと続く道。
哲学的で宗教的な童話です。

藤城清治さんの影絵は哀愁があって、幻想的で物悲しい。この物語にぴったり。
素敵
