梨木香歩さんの 家守綺譚 を読みました。
梨木さんの本は 「西の魔女が死んだ」 しか読んだ事がありませんでした。
「西の~」も薄い本ですが、とても好きです。
魔女の出てくるファンタジーみたいな題名ですが、現代物で映画にもなりましたね。
観てないけど(^_^;)本の方のラストシーンでああ、終わったな~って油断してたらググっと泣かされちゃいました(>_<)
そういえば、映画 ミスポター を観たときも ああ、ラストシーンだって油断してたら泣かされたっけ。
梨木さん、ちょっと調べたらヒットした本をイロイロ書かれていて、スゴイ方だったのですね。勉強不足でした(^_^;)
そして、この本。
素敵です。
舞台は明治時代あたりの物書きさんが主人公で、亡くなった親友の実家に一人で家を傷まないように住み込む所から始まります。お庭の植物たち等が各章のタイトルになっていて、短編を読んでいく感じ。
物語自体は激しく動くことがなく、淡々としてます。
でも、河童とか小鬼とかが当たり前に出てくる世界で隣の奥さんに雨が降れば河童くらいでますよって言われちゃう(*^^)
そして、文体が主人公が物書きのせいか、明治時代っぽいせいか、夏目漱石さんみたいな言い方?っていうのかな。昔っぽい感じ?(夏川草介さんの神様のカルテの主人公みたい)も、とても合っていて大事に読みたくなる1冊。不思議です。
最後まで読むのがもったいないな~と思いながら読みました。
単行本が出ていたら、手元に置いて梅雨の季節にゆっくりと、また読みたい。河童の鳴き声くらいなら聞こえるかも?!
そんな本に出会いました❤