楽しい食事も終わり、帰宅。
そろそろ、私のお誕生日もあと数時間で終わってしまう時刻。
彼は、まだ「お誕生日、おめでとう」を言ってくれません…
私は、何もなかったかのように一日を終えそうな彼に、これから毎年のことですし、
少し寂しくなり、勇気を出して言ってみました。
「朝からずっと一緒にいて、お友達からはメールが来たり、レストランの奥様からも
『おめでとう』を言ってもらえるのに、一番身近な○○さんに(旦那さま)一言も
『お誕生日おめでとう』を言ってもらえないのは寂しいな…」
彼の返答は、まさかの・・・
そうです。彼は彼なりの考えで、あえて、何もない日のように過ごそうとしてたんです。
「女性は歳をとることが嬉しくないことだから、『おめでとう』は失礼だと思って…」
彼は、社会常識で「女性に年齢を聞いてはいけない」を、
なんと、今日という日にも、応用してしまったのです(笑)
その後、いろいろ説明をして、お祝いをしてもらいたいし、おめでとうを言ってもらいたいと伝え、
『おめでとう』が解禁になり、お誕生日、終わりギリギリに間に合い、
一日の『おめでとう』を取り戻すかのように、何度も言ってくれました(笑)
既婚のお友達と話すと、この例は極端かもしれませんが(笑)、自分は良かれと思って、
好意でしていることが相手には伝わっていなかったり、嫌な思いをさせてしまっていたりと、
すれ違ってしまうことが、日常にはよくあることだと感じます…。
私も含めて、自分の感覚、価値観で話したり、行動したりしがちですが、
私たち夫婦は特にですが、違うからこそ、一緒にいて、学びや発見があるんだな~と、
最近、思います
そんな、結婚後、初めての想い出深いお誕生日でした