なぜ時間軸で物事を見ないのでしょうか???

時間の経過から見ないので物事の流れも見えず平面的になり、即物即金の発想を起こすのではありませんか。

これは戦争にもあてはまり、粘れば勝てるものではないし、根性論を持ち込むから物資の不足を「特攻隊」で補う発想を起こします。人と物を同じ価値に置いて。

 

今や「ご隠居さん」は死語になり、俗世にしがみつく人の多さが少子化を補うのだろうか。じゃ、ボランティア精神はどこへ行くの?寄贈が高い徳にあたるなら、販売は低俗になりませんか(笑)

 

私の祖父は明治末期に生まれ戦争にも徴兵されました。戦時のことはあまり話したがらない祖父でしたが、

復員後は夫が戦死して寡婦になり、女手ひとつで子供を育てなければならないご婦人方の生活相談に無償でのっていたそう。相談の末、お店を持ったりキャリアを積んで子供は無事に学校へ通い社会に出れたらしい。

これも祖父が還暦を過ぎたのちに、お子様方も家庭を持ちお婆ちゃんになったご婦人方から聞いた話です。感謝と恩義をこっそり話すご婦人方を見た祖父は

「過ぎた話や、今さらどうでもええやろ。孫に余計なこと言うな」

憮然と言うのをクスクス笑うご婦人方が「あれ、照れてるんやで」と、また私にこっそり告げました。みなさん、当時はご隠居さんでした。

ご隠居さんから学ぶこともあります。