コメント欄に、素晴らしいひとことがありました。業界にお詳しい方々がコメントなさったようで、私のような自分が経験したことや聞き齧ったものではないお話が書かれています。

 

「医師は感情を見せないような教育を受ける」そうで、

これは一般的に貴族階級やハイソサエティな文化の中で受ける教育と同じです。

絵画のモナリザに代表されるアルカイックスマイルも、かような文化から起こっています。あの、新人アイドルのブロマイドでもよく見かけませんでしたか?時代を追うごとに口を開いた笑顔に変わっていきましたけれども。

 

この「感情を見せない」ことが自分を抑制することになり、

ひいては「欲得を抑える」自己コントロールの技術を習得できるのではないかしらん。

結果、好奇心から興味をそそられた対応にはならず、

「人命を保ちつつ病巣のみを取り除く最適解を導く」という仁術を行う境地にたどり着けます。

きっと、この最適解の求め方は親業も同様に、

「子供の個性を保ちつつ成長を促す」ものだと感じます。

 

興味の有無で人当たりを変えずに、万人に同等の対応のできる人は素晴らしいと思いませんか?

聖職に就く人ほど本来はこうあるべきで「誇り高さ」にあたり、ゆえに「聖職」が尊ばれるのではありませんか。こうなると、気分次第で態度の違う人は自ずとランクを下げます。