ハンネでもある『天使1/2方程式』

本庄徹と、同級生である杉本の子供たちによるスクールライフと恋愛物語。雑誌休刊により、マンガparkにて無料やログインボーナスで読めます。

主人公が本庄徹の美容院へ通うようになり、たびたび登場しています。作品内には本庄妻の弟が経営する喫茶店も舞台として登場します。

 

その親たちの恋愛物語

本庄・杉本の中学時代からの悪友が勤める保育園へ、園児を迎えに来た姉、高校生の万葉のストーカーになる8歳年上の杉本。この恋の相談にのる同業者な本庄は、万葉の親友である扇子とも親しくなり恋が芽生えました。

 

こちらが本庄と親友・扇子の物語だけをピックアップしたコミック。公式にしか試し読みがありませんでした。

この中に、タイトルのセリフがあったはず。毎回のようにデートに遅刻する本庄を、自宅まで迎えに来た彼女の扇子に向かって言います。

このとき、杉本や本庄は未婚のアラサー。

 

そうして万葉の実家、弟妹を含め6人それぞれを主人公に描いたシリーズ

万葉のすぐ下の弟で長男の千鶴は、本庄徹の母校へ通う高校生。シスコンを拗らせた千鶴はたびたび学校で問題を起こし、姉に心配をかけます。同門を知った万葉の愚痴を聞いた本庄が、千鶴に「器用に生きるため」のアドバイスをするシーンがあり、扇子に告げたセリフの原点がここ。

 

母子家庭で生きる、たくましくも厳しい母に育てられた本庄徹は、実家の美容院を継ぎました。レールの上にいたのか、自らレールに乗ったのか・・・

かしましい人々に囲まれた中で、口数少なく淡々と生きています。長ネギの飛びでた買い物袋がこんなに似合うアラサー男性は、なかなかいないと思います。おつかいに行っても、まったく違和感なく荷物を持って自然体で歩いています。

 

自然な出会いを望むなら、こういう生き方をした方がよくない?