フジテレビの番組企画。昨日の月曜日が最終回で、結論がでました。

 

たくさんのファン女性が応募なさったようで、その中から選ばれた3人の女性とデートする様子も放送されています。うち1人の女性は、元ギャルで今は経営者をしている三十路の女性がデート直後に辞退の申し出があり、残り2人の病院受付に勤務する女性とデートをしてみた顛末。

以前、婚活レポの記事でコメント欄に記載したこともありまして、私は毎回の企画をちゃんと見ておらず気づいた時にザックリ見る程度につき、評論するほどではありません。

 

ただ、結果は知りたかったので、最終回は比較的まともに見ていました。

そうしてこの度、破談という結論に至っております。

「自分以上に愛せる女性がいなかった」第一声がこれでは、「寄り添う心」のない残念な男性(笑)(笑)

その破談理由と、理由を聞いた女性たちの反応も放送されています。いわゆる、価値観の相違にあたると私は感じましたし、女性たちも同様ではないかしら。独特の出力をする人と、価値観を合わせることは難しそう。

 

ドクター岡本の他コメントには「ビジョン」に類する言葉がいくつもあり、まるで中世の貴族家庭のような家庭像を持っているのではないかとも思うほど。

だから妻になる女性は家庭的な一面をアピらず、彼に“めのと”や“メイド”や“コック”を雇ってもらい家事育児はすべて使用人に任せ、

自身のライフワークを貫く意志の強さが必要そうでした(笑)

一般的な庶民家庭は、「自分はこう」なる頑なさではなく、柔軟な対応をしなければ家庭が機能しません。ましてや大人と違い幼い子供には保護が必要ですから、大人同等の責任や対応は困難です。

 

彼のような男性にカリスマ性や魅力を感じる女性の多くは母性的なプライドをくすぐられ家庭的な側面を見せたいのでしょうが逆効果になり、束縛の印象を残しているのかもしれません。彼らは自由民族ですから。するべきことをせずに理想ばかり追い求めたら無責任な無頼漢になりますから、ぜひにも担当者を雇われたし。

そもそもが、結婚に興味があっても家庭に興味の薄い男性と「築きたい家庭像」が一致するとは思えず。子供、特に乳幼児や出産に対するイメージが貧困な男性と、ビジョンを語ることの難しさを感じました。たぶん、前提条件が違いますよ。それでも彼はイクメンであることをアピる程度に育児へ介入するとは思います。

それを、面倒くさいと思うか幸せを感じるかは人それぞれの価値観。

 

そうしてこの企画を見て、私は弟が笑っていた心境がはじめてわかりました。

今から35年ほど前、SMAPがまだ10代、香取慎吾くんに至っては中学生になったばかりの頃だったと思います。SMAPの名称もまだ決まる前かしらん森くんも在籍していて単独の30分番組が深夜に放送されておりました。たまたまある日に弟の部屋を覗いたら見ていたので私も一緒に見ました。

そこではキムタクの言動に転げ回り腹筋が崩壊するほど笑う弟がいました。私には面白さのツボがわからず、非常に不可解な言動にしか見えず弟に

「この子、何?」と訊いたら「知らん、いっつもこんなんやで」の返答。それで何がおもしろいのかも訊いてみたら、

「ああ、お姉ちゃんにはわからへんかなぁ。そんなに深く考えず、変な人やらおかしいと思ったら笑えばええんちゃう」

こんな感じの返事でした。この当時から、キムタクの粘着は酷く、弟と同じタイミングで笑うスタッフたちが遂には困りだし、往生際が悪く指示に従わないキムタクを諦めて、他のメンバーを動かしていました。

きっと、現代社会はこのような現象が一般市場にも蔓延して、閉塞感を起こしているのではないかなぁ。

 

ドクター岡本の婚活風景は、FODならびにTVerに見逃し配信があります。

 

 

もしかしたら、「役割分担」の意味を知らない大人がいるのかもしれません(笑)日本語が乏しいの???

国語科の教員と数学科の教員の間に、国文学と英文学の間に、主従は成り立ちません。カテゴリーの壁を破壊するクラッシャーかなぁ。

「私が考えてやっているのだから、あなたは黙っていて」女性がこんな風に言えば、彼らのプライドが深く傷つきそう。分担する気ある?(笑)同志が欲しいのかなぁ。